不動産クラウドファンディング「利回りくん」がサイトオープン|新ファンド4件も同時募集開始
株式会社シーラ(東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエア7F)が運営する不動産クラウドファンディング・サービス「利回りくん」が、6月23日、サイトオープンし、併せて、新ファンド4件が、同日午前9時から、同時募集を開始した。
不動産クラウドファンディング「利回りくん」とは
サービス名 | 利回りくん |
運営会社 | 株式会社シーラ |
運営会社住所 | 東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエア 7F |
運営会社設立 | 2010年9月29日 |
サービス開始 | 2021年6月23日 |
許認可 | 宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第9715号 不動産特定共同事業許認可番号 東京都知事(1)第155号 不動産特定共同事業 第1号事業者 |
上場/非上場 | 非上場 |
運営会社資本金 | 15,000万円 |
運営会社役員構成 | 代表取締役 湯藤善行 |
運営会社事業内容 |
|
運営会社親会社・株主等 | 株式会社シーラホールディングス(100パーセント親会社) |
1口あたりの最低投資額 | 1万円 |
ファンドへの出資の中途解約 | 解約可 |
募集形態 | 抽選募集 |
優先劣後スキーム | 採用 |
情報引用日:2021年6月27日
「利回りくん」は、株式会社シーラが2021年6月23日にサイトオープンした、不動産クラウドファンディング・サービス。
シーラ社では、かねてより、不動産クラウドファンディング・サービスとして「SYLA FUNDING」(シーラ・ファンディング。2019年12月13日に第1号ファンド募集)を運営していたが、今般、これをリブランドした。
「社会貢献、地域創生、誰かの夢に(応援投資)」を提唱しており、現に、目下募集を行っている新ファンドの中には、犬猫の殺処分ゼロを目指す「ペット共生マンション」への投資案件も存在する。
他の一般的な不動産クラウドファンディング・サービスと異なり、ファンドへの出資後、ファンドの運用期間中であったとしても、出資の中途解約を行うことが出来る、という特徴がある(事業者が買い取り、再募集。解約完了まで1か月程度の期間を要する)。
なお、投資対象が賃貸物件の場合、運営会社の100パーセント親会社にあたるシーラホールディングスがマスターリース契約によって各戸を借り上げることにより、ファンドの賃料収入の安定化を図る。
6月23日のサービスインに合わせて、お笑いコンビとして人気の「ミルクボーイ」をCMキャラクターに起用。併せて、居酒屋チェーン「串カツ田中」のネーミングライツを購入し、7月5日から8月20日までの間は、「串カツ田中」の全店舗名が「串カツ利回りくんbySYLA」に変わるなど、PRを強めている。
参考:
【2021年6月更新】不動産クラウドファンディングとは?|不動産クラウドファンディングのメリット・デメリット・リスクから徹底解説。上場企業運営サービスも
同日募集開始のファンド概要
不動産クラウドファンディング・サービス「利回りくん」では、6月23日のサイトオープンに合わせて、下記の4ファンドの募集を同時開始した。
- イヌネコヒルズ『INUNEKO HILLS ROKUGODOTE』
- ライバーズマンション『MAISON LE REVE KANNAI』
- シニアテックマンション『グローベル ザ・ガーデン新宿西落合』
- 六本木ヒルズレジデンス D棟
いずれも、ファンドの運用期間中の賃料収入を分配原資とする「インカム型」。
イヌネコヒルズ『INUNEKO HILLS ROKUGODOTE』概要
上記のうち、イヌネコヒルズ『INUNEKO HILLS ROKUGODOTE』ファンドでは、予定分配率は3パーセント。募集総額は4億1千万円強。
募集は7月7日まで行い、その後、抽選を実施する。
ファンドの予定運用期間は、今年8月1日から10年間(ただし、出資の中途解約が可能)。
同ファンドの投資対象は、東京都大田区仲六郷に所在する、地上4階建ての鉄筋コンクリートマンション(2021年3月建築。シーラ社の保有物件)。
著名起業家である前澤友作氏プロデュースのペット共生マンションとして、
- エントランスに、散歩帰りに便利な、リードフックや足洗い場を設置
- 屋上ドッグラン
- オネストフード社製のペットフードが、入居者限定の割引価格で提供される
- ねこ用カメラ付きトイレ「toletta」による日々の健康管理が可
- ペットホテル併設の動物病院と隣接
などの設備・特典を擁する。
入居者については今後募集するが、「保護犬や保護猫を飼うオーナーであること」を入居条件とする。
一般的な賃貸マンション・アパートでは難しい、ペットの多頭飼いを可とすることで、犬猫の殺処分ゼロの実現へと寄与していく考えであるという。
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