海外ソーシャルレンディング!為替リスクの落とし穴

海外ソーシャルレンディング!為替リスクの落とし穴

ソーシャルレンディング、または融資型クラウドファンディングにご興味をお持ちの皆様、こんにちは。今回は、海外案件への投資におけるリスク、特に為替変動の影響について掘り下げて解説いたします。

海外ソーシャルレンディングは、国内案件に比べて高い利回りが期待できる場合があり、ポートフォリオの多様化にも貢献できる魅力的な選択肢です。しかし、その裏には、国内投資にはない特有のリスクが潜んでいます。その最たるものが、為替変動リスクです。

為替変動リスクとは、円と投資先の国の通貨との為替レートが変動することで、投資のリターンが変動してしまうリスクのことです。例えば、米ドルのソーシャルレンディング案件に投資した場合を考えてみましょう。

* 投資時:1ドル110円
* 償還時:1ドル100円

この場合、ドル建てでの利回りが予定通りだったとしても、円換算すると為替差損が発生し、結果的に受け取れる円の金額が減ってしまう可能性があります。逆に、円安が進めば為替差益が発生し、当初の想定よりも多くの円を受け取ることができます。

為替変動リスクを理解するためのポイント

  • 為替レートは常に変動する: 世界経済の状況や各国の金融政策など、様々な要因によって為替レートは常に変動します。
  • 予測は困難: 専門家でも為替レートの正確な予測は非常に困難です。将来の為替レートを当てにするのは危険です。
  • リスク管理が重要: 為替変動リスクを理解し、適切なリスク管理を行うことが重要です。

為替リスクを軽減するための対策

為替リスクを完全に排除することはできませんが、いくつかの対策を講じることで、その影響を軽減することができます。

  1. 分散投資: 投資先を複数の国や通貨に分散することで、為替リスクを分散することができます。特定の国の通貨が下落しても、他の通貨の上昇でカバーできる可能性があります。
  2. 為替ヘッジ: 為替ヘッジとは、将来の為替レートを固定する取引のことです。為替ヘッジを行うことで、為替変動による損失を回避することができますが、ヘッジコストが発生する場合があります。ソーシャルレンディングプラットフォームによっては、為替ヘッジサービスを提供しているところもあります。
  3. 短期投資: 短期投資は、為替変動の影響を受けにくいというメリットがあります。ソーシャルレンディング案件の中には、短期間で償還されるものもあるので、そういった案件を選択するのも一つの方法です。
  4. 円高時に投資: 一般論として、円高時に外貨建て資産を購入すると、為替差益を得られる可能性が高まります。ただし、タイミングを見極めるのは難しく、長期的な視点で判断することが重要です。

プラットフォーム選びの注意点

海外ソーシャルレンディングプラットフォームを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • プラットフォームの信頼性: プラットフォームの運営実績や財務状況などを十分に確認しましょう。
  • 情報開示: 投資案件に関する情報が十分に開示されているかを確認しましょう。
  • 為替リスクに関する情報: プラットフォームが為替リスクについて、どの程度情報提供しているかを確認しましょう。
  • 為替ヘッジサービスの有無: 為替ヘッジサービスを提供しているプラットフォームもあります。利用を検討してみましょう。

まとめ

海外ソーシャルレンディングは、高い利回りが期待できる一方で、為替変動リスクという特有のリスクを伴います。投資を行う際には、為替リスクを十分に理解し、適切なリスク管理を行うことが重要です。分散投資や為替ヘッジなどの対策を講じることで、為替リスクの影響を軽減することができます。また、プラットフォーム選びも重要な要素です。信頼できるプラットフォームを選び、十分な情報収集を行いましょう。海外ソーシャルレンディングを賢く活用し、資産形成にお役立てください。

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