実績で選ぶ!ソーシャルレンディング鉄板事業者ガイド
ソーシャルレンディング事業者を選ぶ際、過去の運用実績は非常に重要な判断材料となります。実績豊富な事業者は、市場の変動やリスクへの対応能力が高いと考えられるからです。しかし、「実績がある」という言葉だけでは不十分。具体的にどのような点に注目すべきか、詳しく解説していきましょう。
実績を測る3つのポイント
- 運用期間の長さ
- 融資成立額と償還実績
- 情報開示の透明性
ソーシャルレンディング事業者の歴史は、そのまま実績の裏付けとなります。長く運営しているほど、様々な経済状況を経験し、ノウハウを蓄積している可能性が高いと言えます。少なくとも5年以上、できれば10年以上の運営実績がある事業者を選ぶのがおすすめです。
融資成立額は、投資家からの信頼度を示す指標です。多ければ多いほど、多くの投資家から支持されていると言えるでしょう。同時に、償還実績も重要です。過去にどれだけの案件が、予定通りに償還されているかを確認しましょう。償還率が100%に近いほど、安心感が高まります。
実績を語る上で、情報の透明性は欠かせません。事業者のウェブサイトで、過去の運用実績やリスクに関する情報が詳細に開示されているか確認しましょう。財務状況や経営陣の情報なども公開されていれば、より信頼性が高いと言えます。
具体的な確認方法
- 公式サイトの「実績」ページを隅々までチェック
- 第三者機関の評価を参考にする
- 口コミや評判を参考にする
多くの事業者は、公式サイトに実績に関するページを設けています。融資残高、累計融資額、償還実績などの数値データを確認し、グラフなどで視覚的に分かりやすく表示されているかどうかもチェックしましょう。
ソーシャルレンディング業界には、第三者機関による評価やランキングが存在します。これらの情報を参考に、客観的な視点から事業者の実績を評価してみましょう。
実際に投資している人の口コミや評判は、貴重な情報源となります。ただし、口コミはあくまで個人の意見であり、鵜呑みにしないように注意しましょう。複数の情報源を比較検討し、総合的に判断することが大切です。
実績だけで選ぶのは危険?
実績は重要な判断材料ですが、それだけで事業者を選ぶのは危険です。実績に加えて、以下の点も考慮しましょう。
- リスク管理体制の充実度
- 手数料や税金
- 事業者の得意分野
実績があっても、リスク管理体制が脆弱であれば、将来的に問題が発生する可能性があります。担保の有無、債権回収の体制、情報セキュリティ対策など、リスク管理に関する情報も確認しましょう。
ソーシャルレンディングには、様々な手数料や税金がかかります。これらのコストを考慮に入れないと、最終的な利回りが大きく低下する可能性があります。事前にしっかりと確認しておきましょう。
不動産、再生可能エネルギー、中小企業支援など、ソーシャルレンディング事業者はそれぞれ得意分野を持っています。自分の投資目的に合った事業者を選ぶようにしましょう。
ソーシャルレンディングは、比較的新しい投資方法であり、リスクも伴います。実績を参考にしつつ、上記のような点にも注意して、慎重に事業者を選びましょう。
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