昨今、テレビなどのメディアやSNSで話題沸騰中の、NFTアート。
日本の普通の小学3年生が、夏休みの自由研究で作ったシンプルなドット絵が、数十万円以上もの高値で取引され、流通総額は数千万円規模に上るなど、今や、一大ムーブメントとなっています。
実際にNFTアートを販売して収益を得るためには、下記のステップが必要となります。
- 暗号資産(仮想通貨)取引口座の開設(NFTアートの販売代金を日本円に戻すときに必要。手続き方法はスクリーンショット付きで解説します)
※なお、初心者の場合はひとまず、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)にて口座開設を済ませておけば無難です(費用はかかりません) - デジタルアートを作成(無料のスマホアプリで可。使いやすいスマホアプリを下記にて紹介します)
- ウォレットを作成(同じく無料で可。下記にて詳しく解説します)し、NFTアートのマーケットプレイスにアカウント開設。デジタルアートをアップロードし、出品
些か取っつきにくい部分もあるかとは思いますが、初心者の方でも安心して取り組めるよう、下記にてそれぞれスクリーンショット付きで解説しますので、ご安心下さい。
なお、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)では、現在、
- 無料の口座開設(速ければ数分~10分程度で操作完了)をするだけで、
- 口座開設完了後、即時に、2,000円がプレゼントされるキャンペーンが
新規の口座開設者のみが対象となっていますので、この機会に是非、口座開設を済ませておきましょう。
暗号資産(仮想通貨)取引口座の開設
詳しくは後述しますが、NFTアートを販売すると、その代金は、基本的に暗号資産(仮想通貨)で受け取ることとなります。
受け取ることが多くなる暗号資産(仮想通貨)は、「イーサリアム」と呼ばれる暗号資産。
2022年2月時点では、1イーサリアムがだいたい30万円くらいでやり取りされています。
そして、暗号資産(仮想通貨)(イーサリアム)建てで受け取ったNFTアートの販売代金を、実生活で使用するには、当然、受け取ったイーサリアムを、日本円に変えなければいけません。
そのためには、受け取ったイーサリアムを売却し、日本円を受け取る必要があります。
この手続きを行うには、あらかじめ、暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設を済ませておかないと、どうにもなりません。
NFT販売の時点で暗号資産(仮想通貨)口座が用意できていないと、最悪、ウォレットのハッキングで資産を失う恐れがある
いざ、NFTアートの販売を始めて、もしも、すぐにアート作品が売れた場合、送金されてきたイーサリアムを、暗号資産(仮想通貨)ウォレット(※詳しくは後述します)に入れたままにしておくと、最悪、ハッキングなどによって、せっかく受け取った暗号資産(仮想通貨)が、第三者によって盗まれてしまうようなリスクがあります。
NFTアート・クリエイターの間で人気の高いDMM Bitcoin(DMMビットコイン)の場合、暗号資産(仮想通貨)取引口座の開設には、概ね、申込から最短1時間~混雑状況等によってはそれ以上の時間がかかる、とされています。
リスク軽減のためにも、NFTアートの作成や販売を始める前に、あらかじめ、暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設を済ませておくことが必要です。
暗号資産(仮想通貨)の暴落リスクを避けるためには、受け取った暗号資産(仮想通貨)を「すぐに円に換えられる」態勢作りが重要
NFTアートの売買代金をイーサリアム建てで受け取ったあと、仮に、イーサリアム(暗号資産(仮想通貨))の価値が急落してしまうと、せっかくNFTアートが売れたとしても、実質、損をしてしまう危険があります。
どういうことか、具体例を挙げて説明しましょう。
- 仮に、「1イーサリアム=日本円換算で30万円」というタイミングで、NFTアートが、3イーサで売れた、とします。その時点では、3イーサ×30万円=90万円でNFTアートが売れた、ということとなります。
- NFTアートが売れたタイミングで、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)などの暗号資産(仮想通貨)取引所の口座開設が済んでいれば、受け取ったイーサリアムをすぐに売却し、日本円で、NFTアートの売却代金を受け取ることが出来ます(=イーサリアム通貨の下落リスクを回避できる)。
- しかし、NFTアートが売れた時点で、暗号資産(仮想通貨)口座の開設が出来ておらず、NFTアートが売れ始めてからようやく、遅ればせながら、暗号資産(仮想通貨)口座の開設を進めていると、取引業者側の手続き等を待っているうちに、イーサリアムのレートが下がり、受け取れる日本円が減少してしまう、というリスクがあります。
たとえば、暗号資産(仮想通貨)口座の開設が済んだ頃に、1イーサの価値が(当初の30万円から)10万円にまで下落してしまっていれば、本来は90万円分の日本円を受け取れるはずが、「10万円×3イーサ=30万円」しか受け取ることができず、差し引き、60万円分の損をする、という結果となってしまいます。
このため、NFTアートを積極的に販売し、実際に利益を出している先行者の間では、「NFTアートが売れたら、ダラダラとイーサリアム建てで代金を保有するのではなく、すぐに日本円に戻すこと」が常識(基本)、とされています。
そのためには、NFTアートを作り始める前に、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)などの大手業者で、暗号資産(仮想通貨)口座をあらかじめ作っておく必要があります。
暗号資産(仮想通貨)取引口座の開設方法
暗号資産(仮想通貨)取引所は山ほどありますが、中小・零細企業が運営している取引所も多く、信頼がおける取引所は限られます。
また、NFTアートの作成・販売を行い、受け取った代金を日本円にしたい、というだけであれば、ややこしい機能があれこれ付いた暗号資産(仮想通貨)取引所は、却って邪魔になる可能性もあります。
- とりあえず、「大手」で、
- ごくシンプルに、NFTアートの代金として受け取った暗号資産(仮想通貨)を売却したい(=日本円にしたい)、
というニーズであれば、ひとまず、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)に口座を開いておけばOKです。
口座開設はもちろん無料で出来ますし、土日祝も含めた365日、LINEからの問い合わせにも対応してくれるなど、顧客対応には定評があります。
最近では、人気モデルのローラさんを起用したテレビCMでもおなじみですね。
そんなDMM Bitcoin(DMMビットコイン)で口座開設を済ませるにあたっては、下記のようなステップを辿っていくことになります。
1ステップずつ、スクリーンショットで解説していきますので、ご安心下さい。
①DMM Bitcoinのトップページへ
まずは、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)の公式サイトにアクセスします。
※ダミーサイトなどに誘導されないよう、口座開設は、必ず、上記の公式サイトから進めるようにしてください。
②「口座開設」をクリック
③メールアドレスの入力
メールアドレスを入力し、「私はロボットではありません」のチェックボックスにチェックを入れ、個人情報取り扱いについて確認したうえで、「確認して登録します」をクリック。
④確認用メールの受信
DMM Bitcoinから上記のようなメールが届くため、メール文中のURLをクリック。
⑤パスワードの設定
パスワードの設定を行ったうえで、
口座種別の選択を行い(基本的には「個人」のほうにチェック。法人名義で口座開設を行いたい場合のみ、「法人」にチェック)、
契約締結前交付書面、及び、各種重要事項の承諾(※一括で同意する場合は、「一括で同意する」のチェックボックスにチェック)を行い、
最下部の「次へ」をクリック。
⑥氏名・生年月日等の入力
下記情報の入力を行います。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 携帯電話番号
- 住所
- 職業
- 資産状況
入力が済んだら、最下部の「次へ」をクリック。
⑦投資目的等の入力
下記情報の入力を行います。
- 投資目的・取引目的(送金・決済目的等)
- 取引の動機(ホームページ、等)
- 暗号資産の投資経験
- レバレッジ取引の投資経験
- 株式取引の経験
- キャンペーンに関する情報メールの送付可否
入力が済んだら、最下部の「確認画面へ」をクリック。
次ページで入力内容の確認を行い、修正の必要が無ければ、最下部の「申し込む」をクリック。
⑧本人確認書類の提出方法の選択
書類提出方法としては、
- 「スマホでスピード本人確認」
- 「サイトからの本人確認書類アップロード」
のいずれかが選択できます。
「スマホでスピード本人確認」の場合、本人確認用の郵送物(認証コード)の受け取りが不要で、かつ、本人確認書類の提出も、1点で済みます。
「サイトからの本人確認書類アップロード」の場合、本人確認書類が2点必要で、かつ、別途、本人確認用の郵送物の受け取りが必要となります。
ここでは、手続きがシンプルな「スマホでスピード本人確認」のほうで解説致します。
※『スマホでスピード本人確認』を利用し、7:00-22:00の間に口座開設申込をした場合、最短1時間で、取引可能な状態となります。
⑨スマホでQRコードを読み込む
例えばiphoneの場合、スマホのカメラアプリを起動し、画面に表示されたQRコードを写すと、本人確認用URLが表示されますので、タップしてアクセスします。
上記のようなページにアクセスできればOKです。
その後、画面を下までスクロール(プライバシーポリシー等を確認)し、
最下部の「同意して次へ進む」をタップ。
⑩本人確認書類の選択
本人確認書類は、
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード
- パスポート
の中から選択できます(※ここからは、「運転免許証」の場合で解説します)。
注意事項を確認のうえ、「注意事項を確認しました」のチェックボックスにチェックを入れて、「次へ進む」をタップ。
次画面で、注意点を確認したうえで、「次へ」をタップ。
⑪本人確認書類の撮影
カメラ利用の許可を求めるメッセージが表示されたら、「許可」をタップ。
まずは表面を撮影します。
撮影した内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れたうえで、「OK」をタップ。
続いて、本人確認書類(ここでは、運転免許証)の表面を、斜め上から撮影します。
- 左手で、文字が隠れないように、運転免許証の端を持ち、
- 表示される枠に合わせて、シャッターボタンを押すと、
撮影が出来ます。
※本人確認書類の「厚み」と、「顔写真」がしっかりと映るようにするのがポイントです。
説明動画が表示されていますので、そちらを参考に撮影します。
撮影が出来たら、次画面で、撮影した内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れて、「OK」をタップ。
続いて裏面を撮影します。
次画面で撮影内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れて、「OK」をタップ。
続いて、申請者本人の顔を、正面から撮影します。
次画面で撮影内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れて、「OK」をタップ。
続いて、首振りの様子を動画で撮影します。
- スマートフォンを正面に構え、
- 矢印に合わせて、ゆっくりと首を振ります。
- 3回連続で成功すると、撮影完了です。
撮影前に、撮影方法の説明動画を見ておくとスムースです。
カメラ(動画)利用の許可を求めるポップアップが表示されたら、「許可」をタップ。
この画面が表示されればOKです。
続いて、自身のマイページにログインし、携帯電話番号の認証へと進みます。
⑫マイページにログイン
DMMビットコインのトップページから、最初に登録したメールアドレス&パスワードでログインします。
このような画面が表示されるので、「書類登録を行う」をクリック。
レバレッジ取引を行う予定がない場合、「提出をスキップ」をクリック。
⑬携帯電話番号の認証
「コードを発行する」をクリックすると、事前に登録した携帯電話番号へと、6桁の認証コードが送付されるので、届いたコードを入力し、「認証する」をクリックします。
⑭手続き完了画面がこちら
このような画面が表示されれば、開設申し込みは完了です。
無事に審査通過すれば、上記のようなメールが、DMMビットコインから届きます。
口座開設が済んだら、入金やイーサリアム買い付けも
DMM Bitcoinの場合、全てのユーザー向けに、入金手数料無料のクイック入金サービスを提供しており、提携先(利用可能)の金融機関は、既に1,000社以上に達しています。
クイック入金機能を利用する場合、入金内容は、24時間365日、原則として即時反映(ただし、システムエラーが生じている場合や、通信回線不具合が起きている場合等は除く)されますので、入金した日本円は、そのままダイレクトに、イーサリアム等の買付に利用することが出来ます。
クイック入金利用のフローは、下記の通りです。
①マイページのメニューから、「日本円入金(クイック入金)」をクリック
②銀行名と入金額を指定する
銀行名を選択したうえで、クイック入金の希望額(5,000円以上)を入力、「入金手続きを開始する」をクリックすると、各金融機関のログインページへと遷移します。
そこから、利用している金融機関のネットバンキングへとログインすれば、クイック入金処理を進めることが可能です。
初心者向けには、「STモード」利用が便利
DMM Bitcoinでは、暗号資産投資に比較的慣れた上級者向けに、「EXモード」と呼ばれる取引システムを提供していますが、それとは別に、「暗号資産の買付は初めて」というユーザー向けに、「STモード」と呼ばれる、機能を絞った、シンプルな取引システムも提供しています。
たとえば、STモードを利用してイーサリアムを買い付ける場合、下記のように至極シンプルに、取引を済ませることが可能です。
①スマホ向けアプリをダウンロード
②アプリにログイン
③STモード画面へ
なお、STモードとEXモードの切り替えは、アプリ画面左上のメニューバーから行うことが出来ます。
④イーサリアムを選択
画面下部の「購入」をタップ。
⑤希望する購入額を入力
金額入力が出来たら、画面下部の「買い注文にすすむ」をタップ。
⑥買い付け額を確認
画面を上にスワイプすると、注文を確定できます。
⑦注文完了画面がこちら
上記のような画面が出れば、イーサリアムの買付完了です。
デジタルアートの作成(無料のスマホアプリで可)
暗号資産(仮想通貨)口座の開設・試験入金が済んだら、いよいよ、NFTアートとして出品するためのデジタルアートを作成してみましょう。
「デジタルアート」といっても、おおげさに考える必要はなく、最初は、シンプルなドット絵(ピクセルアート)程度から始めてみるのもいいでしょう。
スマホやタブレット端末での簡単なドット絵作成アプリ(かつ、無料で使えるもの)としては、下記のようなものがあります。
8bit painter
引用元:App Store
NFTアート作り初心者でも使いやすい、ドット絵作成アプリ。
スマホからアプリに写真データをインポートして、ドット絵に自動変換することも可能です。
透過PNG画像にも対応しているほか、作成したドット絵のエクスポートも簡単に行える、とあって、リリース以降、累計ダウンロード数は190万ダウンロードを突破している、人気アプリです。
価格 | 無料(ただし、App内課金あり) |
作成できるアート | ドット絵 |
配信 | App Store/Google Play |
レビュー数 | 7,525件(App Store)/20,623件(Google Play) |
アプリ販売元 | Takayuki Miyagawa(App Storeの場合。Google Playにおいては「OneTap Japan」) |
ドット絵エディタ
引用元:App Store
前述の「8bit painter」と同じく、ドット絵の作成に特化したスマホアプリで、ipadにも対応済。
- ドット絵を作成しながら、クリエイターが自由に拡大・縮小できるので、ディテールまで書き込みやすい、という特長があるほか、
- レイヤーの管理も簡単で、アプリ内に複数のドット絵を保存できるのみならず、
- スマホ・ipadのカメラロールへのデータ書き出しもスムースに行うことが出来る、
といった特徴があります。
価格 | 無料(ただし、App内課金あり) |
作成できるアート | ドット絵 |
配信 | App Store |
レビュー数 | 2,604件(App Store) |
アプリ販売元 | Yosuke Seki |
Pixelable
引用元:App Store
前述の「ドット絵エディタ」と同じ作者によるスマホ向けアプリ。
複数のレイヤーを作成することが出来、レイヤ-の順序の変更や、透過レイヤーの作成も可能。
各レイヤーをアニメーションの1フレームとして利用することで、アニメーションGIF(動画)の作成も出来ます。
価格 | 無料(ただし、App内課金あり) |
作成できるアート | ドット絵 |
配信 | App Store |
レビュー数 | 2,045件(App Store) |
アプリ販売元 | Yosuke Seki |
ウォレット作成~出品まで
NFTアートとして出品したいデジタルアートが作成できたら、あとは、
- ウォレット(メタマスク)を作成して、
- NFTマーケットプレイス「OpenSea」にアカウントを開設し、
- 自分のNFTアートの「入れ物」に相当する、”コレクション”を作って、
- 作ったコレクションの中に、デジタルアートをアップロード(NFT化)し、
- 出品(値決めなど)
という手続きを進めることになります。
適宜休憩を取りながら、ちょっとずつ、進めてみて下さい。
ウォレット(メタマスク)の作成
OpenSea(オープンシー)のようなNFTマーケットプレイスでNFTアートを出品・販売する場合、OpenSeaのアカウント(後ほど作成)と、暗号資産(仮想通貨)のウォレットアプリとを、紐づける必要があります。
このため、暗号資産(仮想通貨)取引所に口座開設を済ませ、デジタルアートの作成が済んだら、次は、OpenSeaと紐づけ可能な、ウォレットアプリの作成を済ませる必要があります。
※そもそも、ウォレットの作成ができていないと、OpenSeaでのアカウント開設が出来ないのです。
この際に利用されるウォレットとして鉄板なのが、メタマスク(MetaMask)。
具体的なウォレット作成プロセスとしては、下記の通りです。
- Google Chromeのウェブストアで「MetaMask」アプリを検索
- 「開始」をクリック
- 「ウォレットの作成」をクリック
- MetaMaskの品質向上への協力について「同意します」ないしは「同意しません」をクリック
- パスワードの作成
- シークレット・リカバリー・フレーズに関する短い動画を閲覧
- シークレット・リカバリー・フレーズの閲覧、及び保管
- シークレット・リカバリー・フレーズの確認
それぞれ、スクリーンショットと合わせて、確認して参りましょう。
Google Chromeのウェブストアで「MetaMask」アプリを検索
引用元:Chromeウェブストア
偽物のアプリに注意しつつ、MetaMaskアプリを検索。
見つけたら、「Chromeに追加」をクリックします。
「開始」をクリック
「ウォレットの作成」をクリック
「ウォレットのインポート」は、既にウォレットを保有している人が、別ブラウザ・別PCからMetaMaskにアクセスするために行う操作です。
MetaMaskウォレットの作成が初めての場合は、「ウォレットの作成」をクリック。
MetaMaskの品質向上への協力について「同意します」ないしは「同意しません」をクリック
パスワードの作成
シークレット・リカバリー・フレーズに関する短い動画を閲覧
シークレット・リカバリー・フレーズの意味や、その保管方法、管理上の注意点等に関する1分強程度の短い動画を閲覧。
動画の閲覧が終わったら「次へ」をクリックします。
シークレット・リカバリー・フレーズの閲覧、及び保管
保存が済んだら「次へ」をクリック。
シークレット・リカバリー・フレーズの確認
並べられている単語群から、先ほどのシークレット・リカバリー・フレーズを順番通りに並べて、「確認」をクリック。
MetaMaskウォレット作成の完了画面がこちら
「すべて完了」をクリック。
MetaMaskのウォレット画面がこちら
この画面までたどり着ければ、MetaMask(メタマスク)のウォレット作成は完了です。
NFTマーケットプレイス(ここでは、OpenSea)でのアカウント開設
ウォレット(メタマスク)の作成が済んだら、次はいよいよ、NFTマーケットプレイスでのアカウント開設です。
NFTマーケットプレイスそのものは、国内・国外問わず、多数存在しますが、ここでは、NFTアート作り初心者の方にとっての「鉄板」とされる、OpenSea(オープンシー)の場合で解説します。
主なステップとしては、下記の通りです。
- OpenSea(オープンシー)のトップページへアクセス
- OpenSea(オープンシー)のトップページ右上の、人型のアイコンをクリック
- 「Connect your wallet」の画面から、MetaMaskを選択
- 先ほど作成したMetaMaskのウォレット・アカウントを選択し、「次へ」をクリック
- ウォレット・アカウントを確認し、「接続」をクリック
- OpenSeaの新規プロフィール画面が表示されれば、ウォレットとの紐づけは完了
それぞれ、スクリーンショットと共に確認してみましょう。
OpenSea(オープンシー)のトップページへアクセス
OpenSea(オープンシー)のトップページ右上の、人型のアイコンをクリック
「Connect your wallet」の画面から、MetaMaskを選択
先ほど作成したMetaMaskのウォレット・アカウントを選択し、「次へ」をクリック
ウォレット・アカウントを確認し、「接続」をクリック
OpenSeaの新規プロフィール画面が表示されれば、ウォレットとの紐づけは完了
OpenSeaで、NFTアート用の「コレクション」を作成
ここまでで、既にNFTアートとして出品するための作品(デジタルアート)作りも済んでいるし、作成したデジタルアートを出品するために必要な、OpenSeaのアカウント開設(メタマスクとの紐づけ)も完了しています。
あとは、実際にOpenSeaへとデジタルアートをアップロードして、NFTアートとして出品するだけです。
なお、NFTアートの出品処理としては、事前に「コレクション」を作成したうえで、作成済のコレクションに対して、デジタルアートをアップロード&ミントしていく、というフローを辿る一般的です。
コレクションの作成に必要なステップは、主に下記の通りです。
- OpenSeaアカウントにログインした状態で、「My Collections」をクリック
- 「Create a collection」をクリック
- MetaMaskによる署名
- コレクション情報の入力
これまでのプロセスと同様、スクリーンショットで確認して参りましょう。
OpenSeaアカウントにログインした状態で、「My Collections」をクリック
OpenSeaの場合、NFTアートを出品するためには、まず、個々のアート作品の「入れ物」に相当する「コレクション」を作成する必要があります。
コレクションを作成するにあたっては、OpenSeaにログインされた状態で、右上のアイコンから、「My Collections」をクリックします。
「Create a collection」をクリック
MetaMaskによる署名
「署名」の箇所をクリック。
コレクション情報の入力
入力可能なコレクション情報としては、下記のようなものがあります。
- Logo image
- コレクションにとってのアイコンに相当します。推奨サイズは350 x 350ピクセルです。
- Featured image
- コレクションのアイキャッチ画像。推奨サイズは600 x 400ピクセルです。
- Banner image
- コレクション情報ページのヘッダー部分に表示されるバナー画像。 1400 x 400ピクセル程度のワイド(横長)画像が推奨されています。
- Name
- コレクションの名前。入力は必須です。
- URL
- 「https://opensea.io/collection/」以降のURLについては、好きなURL(文字列)を指定することが出来ます。
ただし、既に他のコレクションで同じ文字列が利用されている場合は、他のURLを指定する必要があります。 - Description
- コレクションの概要を説明できる欄。マークダウン形式での入力が可能です。
- Category
- どのようなNFT作品をアップしていく予定なのか、カテゴリーを選択できます。
選択肢となるカテゴリーは以下の通りです。- Art
- Collectibles
- Music
- Photography
- Sports
- Trading Cards
- Utility
- Links
- クリエイターの公式ホームページや、discord、インスタグラムなどに対して、コレクション・ページからリンクを設定することもできます。
- Creator Earnings
- 作ったNFTアートが、購入者によって転売(=二次流通)していった場合の、クリエイターの取り分(ロイヤルティ)を設定できます。上限は現在10パーセントです。
- Blockchain
- イーサリアムかポリゴン、どちらのブロックチェーン・ネットワークを利用したいかを選択します。
- Payment tokens
- 売買に利用される暗号資産(暗号資産(仮想通貨)を選択します。
- Display theme
- 今後このコレクションにアップロードしていくNFTアートの掲載方法の選択です。
- Explicit & sensitive content
- NFTアートが過激なものだったり、センシティブな内容のものでない限り、チェックは入れないままでOKです。
作成したコレクションにデータをアップロードする
NFTアート出品の次のステップは、上記のようにして作成した「コレクション」に、実際に(作成済の)デジタルアートをアップロードし、NFT化(ミント)すること。
具体的には、下記のようなステップが必要となります。
- OpenSeaトップページ右上の「Create」をクリック
- アイテム(NFTアート)に関する情報を入力していく
OpenSeaトップページ右上の「Create」をクリック
アイテム(NFTアート)に関する情報を入力していく
入力できる情報としては、以下のような物があります。
Image, Video, Audio, or 3D Model | JPG, PNG, GIF, SVG, MP4, WEBM, MP3, WAV, OGG, GLB, GLTFのファイルがアップロード可能。ファイルのサイズ上限は100MB |
Name | NFTアートにつける名前 |
External link | クリエイターのHP(NFTアートに関する詳細情報が掲載されているホームページ等)への外部リンク |
Description | 作品に関する説明欄。コレクションと同様、マークダウン形式による入力が可能です |
Collection | 作成するNFTアートを、前段で作成したコレクションのうち、どのコレクションに含めるか、を選択できます |
Properties | アイテムに対して、属性情報を加えることが出来ます(例:性別や、種類など)。前述のCryptoPunkの場合であれば、各NFTアートに、
といった属性情報が付帯しており、各NFTアートのレア度などを表現することが出来ます。 |
Levels | クリエイターが任意で、「力」や「スピード」、「知力」などといった項目を作成し、それぞれのレベルを入力することが出来ます。出品したいと考えているNFTアートと無関係であれば、当然、設定しないことも出来ます。実際に設定する場合は、プログレスバー(棒グラフのようなもの)での表示となります |
Stats | 前述のレベル表示と似ていますが、こちらで設定した情報は、プログレスバーではなく、テキスト(文字列)にて表示されます |
Unlockable Content | NFTの購入者にだけ、限定で表示したい情報がある場合、ここに入力できます。
設置しておくことが可能です。マークダウン形式による入力ができます |
Explicit & Sensitive Content | NFTアートの内容が過激・センシティブである場合は、チェックをいれます |
Supply | 限定販売数の設定。2022年1月現在、1個のみの限定販売となっていますが、OpenSeaの今後のアップデートによって、2つ以上の販売が可能となる可能性があります |
Blockchain | Ethereum(イーサリアム)、及び、Polygon(ポリゴン)の中から、NFTアートの販売に利用する通貨を選択 |
Freeze metadata | アップロードするデジタルアートを、分散ファイルストレージ(IPFS)に保存したい場合は、こちらを選択。ただし、「Freeze metadata」を利用するには、まずは1つNFTアートをアップロードしておく必要があるほか、ガス代を消費することとなります |
アップロードしたデジタルアートを、NFTアートとして出品する
先ほどアップロードしたデジタルデータを、今後は、NFTアートとして、正式に出品します。
具体的なステップは、下記の通りです。
- アイテム画面右上の「Sell」(売る)をクリック
- 販売方法の選択(Fixed Price か、Timed Auctionの選択)
- 特定の人に売りたい場合は、「Reserve for specific buyer」を選択
- ウォレット初期化のためのガス代の支払い
それぞれ、スクリーンショットを確認してみましょう。
アイテム画面右上の「Sell」(売る)をクリック
販売方法の選択(Fixed Price か、Timed Auctionの選択)
NFTアートの販売方法としては、以下の2通りから選択することが出来ます。
- Fixed Price(固定価格)
- 1ETHならば1ETH、という固定価格での販売。初心者でも簡単に取り組みやすい、という特長があります。
- Timed Auction(時限オークション形式)
- オークション形式を利用する場合、
- Sell to highest bidder(最高入札者に売る)か、
- Sell with a declining price(誰かが買ってくれるところまで、値段を下げ続ける)
のいずれかを選択できます。
後者は別名「ダッチ・オークション」とも呼ばれています。
なお、どちらのオークション形態をとるにせよ、オークションのスタート価格は、クリエイター側で設定することが出来ます。
特定の人に売りたい場合は、「Reserve for specific buyer」を選択
「Reserve for specific buyer」にチェックを入れると、アドレス入力欄が表示されます。
このオプションを利用すれば、入力したアドレスの所有者に対して限定的に、NFTアートを販売することが出来ます。
入力が済んだら、最下部の「Complete listing」をクリック。
ウォレット初期化のためのガス代の支払い
OpenSeaでは、初回の出品の際、ウォレットを初期化するために、ガス代の支払いが必要となります。
イーサリアムのレート・取引相場にもよりますが、日本円換算で概ね1万円前後のガス代支払いが必須となります。
※ただし、出品をポリゴン・ネットワークで行えば、こうしたガス代についても、大半を節約することが可能です。
おさらい
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。
NFTアート作り~出品の流れまで、大筋を理解できたら、次はいよいよ、あなたが、NFTアートの出品にチャレンジする番です。
最後にもう一度、NFTアートを販売して収益を得るための流れ・ステップを、再確認しておきましょう。
- (NFTアートの販売代金を日本円に戻すときに必要)暗号資産(仮想通貨)取引口座の開設
※初心者の場合はひとまず、DMM Bitcoin(DMMビットコイン)にて口座開設を済ませておけば無難です(費用はかかりません) - デジタルアートを作成(無料のスマホアプリで可。使いやすいスマホアプリを記事内にて紹介しております)
- ウォレットを作成(同じく無料で可。上記にて詳しく解説しています)し、NFTアートのマーケットプレイスにアカウント開設。デジタルアートをアップロードし、出品
慣れないうちは、操作に戸惑うシーンもあるかもしれませんが、その都度、こちらの記事・スクリーンショットなどを読み返しつつ、チャンレンジしてみて下さい。
あなたのNFTアート作りが、大成功をおさまめますように!
※DMM Bitcoin以外で提供されているサービス・ソフトウェアの利用については
DMM Bitcoinでは一切責任を負わないため、お客様ご自身の判断と責任においてご利用ください。