NFTのやり取り等を行うためには、「メタマスク」に代表される、いわゆる「暗号資産ウォレット」があったほうが、遥かに便利です。
「暗号資産ウォレット」と聞くと、一見、何だか難しそうに感じるかもしれませんが、以下の手順で、簡単に作成できます。
※なお、下記では、「Brave」と呼ばれるブラウザに、拡張機能として、メタマスクをインストールしています。
PC(パソコン)を使っている方は、同じ手順で、「Chrome」等のブラウザにも、拡張機能をインストールすることが可能です。

また、メタマスクでは、スマートフォン向けのアプリも提供されています。
iOS版、アンドロイド版、それぞれのURLは以下の通りです。

iOS版アプリ
https://apps.apple.com/jp/app/metamask-blockchain-wallet/id1438144202
アンドロイド版アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=io.metamask&hl=ja&gl=US

アプリ版のメタマスクの場合でも、ウォレット作成の基本的な流れは、下記のブラウザ拡張版のケースと同じです。

MetaMask(メタマスク)の始め方(ウォレット作成方法)

MetaMask(メタマスク)のウォレット新規作成方法は、以下の通りです。
なお、今回は、Braveブラウザに、拡張機能として、MetaMask(メタマスク)をインストールします。

MetaMask(メタマスク)の公式サイトへ

まずは、MetaMask(メタマスク)の公式サイトにアクセスします。
URLは以下の通りです。
https://metamask.io/

MetaMask(メタマスク)のダウンロードを実施

「Download for」のバナーをクリックします。

「Chromeに追加」をタップ

Chrome(クローム)のウェブストアにて、「Chromeに追加」のバナーをタップします。

「拡張機能を追加」をクリック

注意事項を確認したうえで、「拡張機能を追加」のボタンをクリックします。

「新規ウォレットを作成」を選択

既存の別ウォレットをインポートする場合を除き、「新規ウォレットを作成」をクリックします。

MetaMask(メタマスク)の利用データ収集に協力するかどうかの選択

  • MetaMask(メタマスク)のデータ収集に協力したい場合は、「I agree」を、
  • 逆に、データ収集に協力したくない場合は、「No thanks」を選択します。

※「No thanks」を選択した場合でも、この後のウォレット作成は通常通り進めることが出来ます。

MetaMask(メタマスク)にログインするためのパスワードの設定

ここで設定するパスワードは、いまお使いのデバイス(例:パソコン)から、今回作成するMetaMask(メタマスク)にログインする際に使用するものです。
パスワードの入力が済んだら、「新規ウォレットを作成」をクリックします。

ウォレットの保護に関する短い動画を閲覧

動画の閲覧が終わったら、「ウォレットの安全を確保(推奨)」のバナーをタップします。

シークレットリカバリーフレーズの確認

「シークレットリカバリーフレーズを公開」のバナーをクリックすると、12個の英単語で構成されたシークレットリカバリーフレーズが表示されます。

  • このシークレットリカバリーフレーズを忘れてしまった場合、ウォレット内容の復元を行うことが出来なくなります。
  • また、このシークレットリカバリーフレーズを、悪意ある人物に知られてしまった場合、その人物は、ウォレットの内容を、勝手に復元し、中身を詐取することが可能となります。

シークレットリカバリーフレーズを十分に安全な方法で記録・保管したうえで、「次へ」をタップします。

シークレットリカバリーフレーズの抜けている箇所を入力

穴埋め問題の要領で、抜け落ちてしまっている箇所に入るはずの英単語を入力します。
入力が済んだら「確認」をクリックします。

MetaMask(メタマスク)のウォレット作成完了画面がこちら

このような画面が表示されれば、MetaMask(メタマスク)ウォレットの作成は完了です。
「了解!」をクリックします。

MetaMask(メタマスク)の拡張機能のピン止め

ウォレットの拡張機能として、MetaMask(メタマスク)をピン止めしておくと、ウォレット内の残高をすぐに確認したい場合等に便利です。
例えば、Braveブラウザの場合、以下の手順で、MetaMask(メタマスク)拡張機能をピン止めすることが出来ます。

ブラウザ画面右上の拡張機能アイコンをクリック

最初に、ブラウザ画面右上に表示されている、拡張機能アイコン(※パズルのピースのような形をしたもの)をクリックします。

MetaMask(メタマスク)の拡張機能横の「ピン」のアイコンをクリック

続いて、ブラウザにインストール済みの拡張機能のうち、MetaMask(メタマスク)の拡張機能の右側に表示されている、「ピン」の形のアイコンをクリックします。

拡張機能のピン止めが完了した様子がこちら

このように、MetaMask(メタマスク)のアイコンがブラウザ右上に表示されれば、拡張機能のピン止めは完了です。

MetaMask(メタマスク)の実際の様子がこちら

今回作成したMetaMask(メタマスク)ウォレットの実際の様子がこちらです。

ウォレット作成が済んだら、いよいよ、画像をNFT化してみよう

ウォレットのインストールが済んだら、以下のバナーから、第5回講座に進みましょう。
いよいよ、作成しておいた画像を、NFT化する手順に入っていきます。

第5回講座はこちら