城跡巡りを愛する40代男性が、往時の業界大手「マネオ」から始めたソーシャルレンディング

投資家紹介

ニックネーム:和紗
都道府県:千葉県
年齢:46歳
性別:男性
累計投資額:500万円~1,000万円
ソーシャルレンディング投資歴:1年以上3年未満

投資口座を開設したソーシャルレンディング事業者名:
maneo, SBIソーシャルレンディング, OwnersBook, ラッキーバンク, グリーンインフラレンディング, ガイアファンディング, さくらソーシャルレンディング, キャッシュフローファイナンス, クラウドリース, スマートレンド, LCレンディング, アメリカンファンディング, プレリートファンド, アップルバンク

”カメラ貯金”に勤しむ営業マン

”カメラ貯金”に勤しむ営業マンが始めたソーシャルレンディング

※写真はイメージです

【質問1】まずは簡単なプロフィールをお教えください。


46歳・男性・会社員です。
テント・倉庫・トラック幌・工事現場での養生シート等の工業用繊維を取り扱う会社での営業をしています。
日々お客様からの依頼に対して迅速に対応できるように駆け回っています。
ほぼ毎日残業も多くなかなか忙しい毎日を送っています。

29歳の時に結婚し高校生と中学生の娘が1人ずついます。
妻は専業主婦です。

私の趣味は歴史が好きで各地の城跡巡りをするのが好きです。
その土地の歴史を調べてから城跡や遺跡を現地に赴きその土地の風土を感じながら巡るのが好きです。
週末は自宅や図書館で興味のあるテーマについて調べて一日過ごしてしまうことが多いです。
最近は撮影のためのカメラをもう少し良いものを購入したくカメラ貯金をはじめました。

人間ドック「要再検査」で将来に不安を感じるように

【質問2】ソーシャルレンディング投資を始める前は、何かほかの投資をやっていましたか? やっていた場合はその内容、やっていなかった場合はその理由と合わせてお教えください。


投資経験はほとんど無く20代前半時に株式投資を数回行ったのですが、株価の乱高下に直撃してしまい金額的にも痛い目にあってしまい、それ以来まったく投資には縁遠くなっていました。
それ以来はそこそこの収入を頼りに毎月決めた金額の貯金だけは行うようにしてそれ以外の部分は好き勝手に使っていました。
結婚時点での貯金もあまりなく子供の学費や仕事の退職後のことを考えると漠然とした不安がありましたが、特に深く考えることもなく給与もすべて妻に任せきりで自分の好きなことをやっていました。
体は健康なので何かあっても仕事だけは続けていけばなんとか生活はしていけるだろうと軽い気持ちでいたのですが、
40代後半になり、人間ドックでも要再検査の結果があったり、自身の体力低下を感じたりすると、このままではいけないかなと思うようになりました。

城跡巡りのための旅費稼ぎを目的に、ソーシャルレンディング投資をスタート

【質問3】ソーシャルレンディングに興味を持ったきっかけは、何ですか?


城跡巡りのためにかなりの金額を使っていますが、これからは学費のかかる娘2人がいるので今までどおりのようにはいかないかとは、それとなく思ってはいたのですが、毎日のように訪れている歴史サイトの中の広告で、ふとソーシャルレンディングを見かけたのがきっかけです。
いちどハマるとかなり調べる性格なのでソーシャルレンディングのことも自分なりに調べていくなかで、
日本ではまだ認知度は低いが海外ではメジャーであり、安定した運用先と認知されているようだということ、
国内においても新規事業者の参入が増えており貸付残高も年々増加していますのでこれから盛り上がっていくであろうことが予想されましたので、
自分も城跡巡りのための旅費稼ぎの為にソーシャルレンディングに投資してみようという気になりました。

最初は、往時の業界大手「maneo」から投資口座開設を開始

【質問4】一番最初に投資口座を開設したのは、どこのソーシャルレンディング業者ですか?理由と合わせて、お教えください。


業界最大手で実績のあるマネオで口座開設を行いました。
私が口座開設を行った当時は案件数や結果も十分で、安心して投資を行えると信頼しきっていました。
当時の瀧本賢治社長がブログを定期的に更新しており、その中で「私は自己破産した人からも取り立てを行い全額回収した」「私の両親にも勧めている案件です。」「今年のマネオの目標はかためるからもっとかためる」といった内容の発言をしており、私はそれを読み、ますます信頼してしまいました。
現在の状況からは考えられないのですが、当時は案件に投資する事自体で競争があり、新規案件を見つけたら内容の確認もそこそこに、かなりの金額を投資してしまいました。
その後のマネオの不祥事もあり、1社に偏るのは良くないと思い、SBIソーシャルレンディング等にも口座開設しました。

案件の選択肢が多いことが、ソーシャルレンディングの魅力

案件の選択肢が多いことが、ソーシャルレンディングの魅力

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【質問5】他の投資手法と比較し、ソーシャルレンディング投資のメリットは、どのような点だと思いますか?


今の銀行預金では普通預金は勿論ですが、定期預金でもほとんど利息はつかないような状態であるなかで、
ソーシャルレンディングは、案件によっては二桁利回りの高利回りもあります。
案件内容も太陽光発電システムから不動産担保ローン、売掛債権担保、レジャー施設設備担保、小口債権の回収等各種あり、さらに期間の長短も選べるので、そのような案件の中から自分の気に入った案件に投資できるのが魅力です。

また私のようにサラリーマンだと平日の日中は投資後のフォローは難しいですが、ソーシャルレンディング投資では、投資した後のフォローの必要がないので助かります。
投資後の配当も銀行預金と違い毎月いただける(事業者により違いますが)ので、少ない小遣いの足しに出来るのも嬉しいです。

元本割れリスク・延滞リスク等には注意が必要

【質問6】他の投資手法と比較し、逆に、ソーシャルレンディング投資が劣っている点、デメリットとしては、どのようなものがあるとお考えですか?


これは各サイトでいわれていることで同じ内容になってしまいすが、
投資の失敗により元本が毀損してしまう恐れがあり、最悪の場合、投資元本全額が無くなってしまう可能性もあります。
その為の担保なのですが、担保査定が非常にあまく、担保処分を行っても元本毀損してしまった実績もあります。

当初予定していた期間に対して早期償還が行われたり、逆に延滞してしまうこともあります。
早期償還ならまだ良いのですが、延滞してしまうといつ投資資金が戻るか分かりません。当然、中途解約不可なので、使途予定のある資金での投資(子供の学費等)は厳禁となります。
投資した事業者自体が倒産してしまった場合の投資家保護も法的に不十分な面があるので、何はともあれ、信頼・安心できる事業者での投資が必須です。

万一の延滞発生時の対応能力の高い事業者こそが優秀

【質問7】国内ソーシャルレンディング事業者のうち、最も優れているのは、どの事業者だとお考えですか?理由と合わせて、お教えください。


不祥事を起こす以前ならマネオを挙げたかったのですが、現在では無理ですね。
延滞を一度もお越していない事業者もありますのでそこを推しても良いのですが、リファイナンスを繰り返していたり、案件数が少なく投資しにくいなどのデメリットも目につきます。
理想としては上場企業系の事業者で案件数が多く、担保内容が投資家が安心して投資できる内容であれば良いのですが、それならそもそも銀行から借り入れできるでしょう。
ともあれ、総じていえば、

  • できるだけ延滞の少ない事業者で
  • かつ、万一の延滞発生時に回収が早く、回収率の高い事業者、というのが、

投資家にとってはベストだと思います。
これから時間がたてば、各事業者の実力がよりはっきりするのではないでしょうか。

延滞案件が多量に発生しているマネオには要注意

【質問8】逆に、国内ソーシャルレンディング事業者のうち、他のソーシャルレンディング事業者と比し、総合的に、最も劣っているのは、どこの事業者だとお考えですか?詳しい理由と合わせて、お教えください。


過去に不祥事を起こして現在は営業していない業者(「みんなのクレジット」や「ラッキーバンク」等)は除き、現在も案件募集を行い営業を行っている事業者の中からの回答としたいと思います。
投資家としては投資した資金が利息を付けて全額戻ってくればその投資は成功と言えますので、延滞を起こしている事業者は、自然、投資家からすれば、劣っていると言えると思います。
そういう意味では、マネオの現在の状況はグリーンインフラレンディングの不祥事以前には想像すらできなかったような状態です。
金融庁からの指導が原因だと言われていますが、リファイナンスできなくなったことにより、マネオ本体ですら延滞案件が続出しています。
だとすると、マネオの今までの実績は、リファイナンスを繰り返すことにより延滞無しを続けてきたのではないかと(勝手ながら)疑惑を持ってしまいます。
いずれにせよ、投資家の立場からすれば死活問題ですので、マネオにおいては、全力で問題解決に取り組んでいただきたいです。

初心者は、ソーシャルレンディング事業者選び、そして、案件分散に注力を

初心者は、ソーシャルレンディング事業者選び、そして、案件分散に注力を

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【質問9】ソーシャルレンディング投資を行うにあたり、特に、ソーシャルレンディング初心者に、気を付けてほしい点としては、どのような内容がありますか?


投資なのでプラスリターンを得なければ失敗です。
リターン上限の決まっているソーシャルレンディングでは、一度の失敗でも、回収率によっては損失を取り戻すために多大な時間がかかってしまいます。
その点から、失敗した時のダメージを小さく留めるためにも、1つの案件に高額投資をするのではなく、各案件に分散することを心がけていただきたいです。
マネオファミリーの中で、「全案件期失」を発生させたような事業者は、今振り返れば、ずいぶんと高利回りで、資金を募集していました。やはり、利回りにばかり目を奪われ投資するのではなく、案件内容や、そもそもの事業者の選択から、十分に注意しないといけません。

個人的にはまだ応援しているのですが、マネオとファミリーには、現在は投資はせず、様子見にしておくほうが良いと思います。

匿名化解除も進み、ソーシャルレンディング業界では、透明性が高まりつつある

【質問10】これからソーシャルレンディング投資を始めようと検討している方に、励ましのメッセージをお願い致します。


国内でのソーシャルレンディングの認知度はまだまだ低く、初めて投資する時は怖さもあるかとおもいます。
しかし、基本的に、ソーシャルレンディングは、ミドルリスク・ミドルリターンの安定した投資先であり、海外では年金受給者の方の投資先としても人気があるそうです。
現在はマネオとマネオファミリーの影響で、悪いニュースばかりがクローズアップされがちですが、新規参入の事業者もあり、案件の匿名化解除も進んでいます。全体的には、少しずつではありますが、投資家にとって投資しやすい環境が整いつつあります。
私も個人的には期失案件を抱えておりますが、ソーシャルレンディングは有望な投資先だとの思いに変わりはなく、これからも定期的に新規投資を継続しようと考えています。

※本記事の内容は、当サイトに、ソーシャルレンディング投資体験談として投稿された内容であり、当サイトとして、その内容の事実性及び妥当性について保証するものではありません。また、その内容は、当ラボの公的見解と異なる場合があります。

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