Funds(ファンズ)運営のクラウドポート社が、M&Aクラウドとの業務提携を発表|上場”後”のM&A資金調達に悩む企業へサービス提供

ソーシャルレンディング・サービス「Funds」を運営する株式会社クラウドポート(東京都港区。以下、同社)は、プレスリリース(※1)を通じて、M&Aのプラットフォーム事業、および、アドバイザー事業を手掛ける、株式会社M&Aクラウド(東京都中央区八丁堀)との間で、業務提携契約を締結したことを明らかにした。
同社としては以後、M&Aクラウドから、事業買収用の資金調達ニーズがある上場企業の紹介を受け、同社の手掛けるソーシャルレンディング・サービス「Funds」への参加企業を拡充する狙いがある。

反面、業務提携の相手方であるM&Aクラウドとしては、企業買収用資金の調達策に悩む顧客企業に対し、Fundsのサービスを紹介することにより、「財務負担の大きさからM&Aに向けた一歩を踏み出せずにいる企業」(※2)へとサポートを提供し、M&Aプラットフォーマー・アドバイザーとしての事業拡大につなげたい。


(※1)貸付投資の「Funds」、M&Aクラウドと業務提携|株式会社クラウドポート
(※2)貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」を運営する株式会社クラウドポートと業務提携契約を締結しました|株式会社M&Aクラウド

M&Aクラウドとは



引用元:M&Aクラウド

株式会社M&Aクラウド(東京都中央区八丁堀)が運営する、オンライン型のM&Aマッチングプラットフォーム。
事業の売却を希望する「売り手」が、買収を希望する「買い手」企業に対し、直接、自社の売却を打診することが出来る。
一般的なM&A仲介の場合、買い手企業のほか、売り手企業もまた、仲介業者に対して手数料を支払うが、M&Aクラウドの場合、マッチング・サポートのみであれば、売り手側としては、売却手数料を支払う必要がない。
M&Aクラウドに買い手として登録している掲載企業の現預金総額は、情報引用日(※2019年10月10日)時点で3,361億円。掲載企業のM&A件数は488件にのぼるという。


上掲情報引用元:M&Aクラウド

Funds(ファンズ)とは



引用元:Funds(ファンズ)

株式会社クラウドポートが運営する、ソーシャルレンディング・サービス。
予定利回り1.5~6%の貸付ファンドを扱うオンラインマーケットを提供しており、東証一部上場「アイフル株式会社」や、同二部上場「株式会社デュアルタップ」、同マザーズ上場「株式会社フィル・カンパニー」などが、参加企業として名を連ねる。


参考:
Funds(ファンズ)|公式サイト


投資家の会員登録費、口座開設費、出金手数料等は無料とされ、最低投資額は「1円」と、投資の敷居が低いのが特徴。
2019年7月には日本最大級のスタートアッププレゼンコンテスト「IVS LaunchPad」にて優勝。
同8月には、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、SV-FINTECH Fundなどを引受先とした第三者割当増資により、合計6.3億円の資金調達を実施し、同月下旬には、大手総合商社、伊藤忠商事株式会社との業務提携を公表した。
加えて、同9月には、電通のスタートアップ支援プログラム「GRASSHOPPER」の第2期採択企業となった旨を明らかにしたほか、東京スター銀行との業務提携締結も公表している。


参考:
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