Funds(ファンズ)のファンド予約機能とは-注目の新機能の使い方や注意点を確認
2023年11月、貸付投資プラットフォーム、Funds(ファンズ) にて、
- 予定利回りや
- 予定運用期間で、
絞り込みを行ったうえで、条件に合致するファンドとの自動マッチングを行う、「ファンド予約機能」がリリースされました。
本記事では、そんなFunds(ファンズ)のファンド予約機能について、詳しく確認して参ります。
Funds(ファンズ)のファンド予約機能の使い方
ここでは、Funds(ファンズ)ファンド予約機能の具体的な利用方法等について、確認を進めて参ります。
※なお、Funds(ファンズ)のファンド予約機能を利用するためには、あらかじめ、Funds(ファンズ) の投資家登録(無料)を済ませておく必要があります。
Funds(ファンズ)のファンド予約の設定方法
Funds(ファンズ)のファンド予約機能の設定を済ませたい場合、その手順は以下の通りです。
なお、以下に掲出する画像は、特段の注記が無い限り、Funds(ファンズ)のマイページ等から引用したものです。
Funds(ファンズ)のマイページにログイン
まずは、Funds(ファンズ)のマイページにログインを済ませます。
「ファンド予約」をクリック
「予約設定を行う」のバナーをクリックします。
予定利回り、及び、予定運用期間を設定する
任意の予定利回り、並びに、予定運用期間の範囲設定を行います。
※条件に合致するファンドの募集が決定した際、予約機能が作動します。
複数ファンドが条件に合致した場合の対応を選択
前段で設定した予定利回り、及び、予定運用期間の設定範囲が広い場合、Funds(ファンズ)にてほぼ同時期に公開された複数のファンドが、指定条件に合致してくる可能性があります。
その場合、
- 予定されている「利回り」が高いファンドを優先して予約するのか、
- それとも、「運用期間」が短いファンドを優先するのか
を、あらかじめ指定しておくことが出来ます。
現在保有中のファンドと参加企業が同一の場合の対応選択
Funds(ファンズ)の場合、単一の「参加企業」が、複数のファンドに参与するケースがあります。
- 「単一の参加企業に資金が集中するのを避けたい」と考えるのであれば、予約設定から「除外する」を、
- 一方、その点にさほどのこだわりがない場合は、「除外しない」を、
選択します。
予約金額の設定
条件に合致するファンドが登場した場合に、実際に投資を行いたい金額を「予約」設定します。
予約条件の確認画面へ
設定した予約条件にて、ファンドの出資予約が成立する可能性の高低を確認したうえで、「予約条件を確認する」のバナーをクリックします。
次画面では、予約条件内容の最終確認を済ませたうえで、「この内容で予約設定する」のバナーをクリックします。
ファンド予約の完了画面がこちら
このような画面が表示されれば、ファンドの予約設定は完了です。
Funds(ファンズ)ファンド予約機能を利用する際の注意点
Funds(ファンズ)のファンド予約機能を利用するにあたっての注意点としては、以下のようなものが挙げられます。
※注意点が以下に限定されることを示唆するものではありません。
ファンドのマッチングが成立するためには、資金のデポジットが必要
Funds(ファンズ)のアカウント開設さえ済んでいれば、ファンド予約機能の設定自体は利用できます。
一方で、ファンド予約機能を介したマッチングの対象となるためには、Funds(ファンズ)に対して、ファンド予約時に入力した「予約設定金額」以上の資金量のデポジットが必要となります。
※デポジット資金量が不十分な場合、ファンドのマッチングは行われません。
ファンド予約機能を利用したからといって、必ず出資が出来るわけではない
- ファンドの募集金額よりも、
- 他ユーザーも含めたユーザーからの、ファンド予約機能を介した予約設定金額が高額である場合、
ファンドのマッチングには、以下の点を考慮した「優先順位」が設定されることとなります(=ファンド予約機能を設定していたとしても、実際には出資が出来ないケースも想定されます)。
- Funds(ファンズ)を利用した投資が初めて、という投資家=優先してマッチングされます
- ファンド予約機能を利用したファンド出資が初回、という投資家=同じく、優先してマッチングされます
- Funds(ファンズ)のデポジット資金口座の残高が多いユーザー=同じく、マッチング時に優先されます
システムによる「自動見送り」が続くと、ファンド予約設定が停止される可能性がある
ファンドのマッチングが行われると、当該ファンドの先着順募集が行われる「1時間前」までに、
- 投資申込の確定、もしくは、
- 手動での「見送り」操作
が必要となります。
仮に、いずれの操作もユーザー側で行わなかった場合、Funds(ファンズ)側のシステムによって、「自動見送り」の処理が為されます。
そして、この「自動見送り」処理が継続する場合は、Funds(ファンズ)側の判断で、ファンドの予約設定が停止される可能性があります。
※ただし、仮にファンドの予約設定が停止されたとしても、その後、ユーザー側の任意のタイミングで、予約設定を再度有効化することが可能です(=ペナルティとして予約機能へのアクセス自体が遮断されてしまう、というわけではありません)。
投資申込の際に、出資金額を変更することは出来ない
ファンド予約機能を用いてマッチングされたファンドに投資する場合、あらかじめ設定した「予約設定金額」とは異なる金額で出資を行うことは出来ません。
※ただし、ファンド予約機能を介した投資申込を済ませた後、同一ファンドの先着募集に改めて応じ、追加の投資を行うことは(※先着募集への応募状況によって)可能です。
Funds(ファンズ)予約機能概要・公式サイト等
- 公式サイト
- Funds(ファンズ) 公式サイト
- プレスリリース
- https://funds.jp/blog/detail/261
- ファンド予約機能に関する解説動画(Funds)
- https://www.youtube.com/watch?v=7vND-z4g8sQ
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