【不動産クラウドファンディング】儲かる?物件選びの裏ワザ

不動産クラウドファンディングで儲けるためには、物件選びが非常に重要です。
そこで今回は、不動産投資物件の収益性評価に焦点を当て、物件選びの裏ワザをご紹介いたします。

利回りだけで判断しない!表面利回りと実質利回り

不動産投資において「利回り」は重要な指標ですが、表面利回りだけで判断するのは危険です。

* 表面利回り:年間の家賃収入を物件価格で割ったもの。
計算が簡単ですが、維持費や税金などの費用が考慮されていません。

* 実質利回り:年間の家賃収入から、固定資産税、都市計画税、修繕費、管理費などの諸経費を差し引いた金額を、物件価格と購入時の諸費用を合計した金額で割ったもの。
より正確な収益性を把握できます。

不動産クラウドファンディングの場合、プラットフォームがこれらの情報を開示していることが多いので、しっかりと確認しましょう。

収益性を左右する空室リスク

不動産投資の収益性を大きく左右するのが、空室リスクです。
以下の点に注意して、空室リスクを評価しましょう。

* 立地:駅からの距離、周辺の商業施設や教育施設の充実度など、入居者のニーズが高いエリアかどうか。
* 物件のタイプ:単身者向けかファミリー向けか、築年数、間取り、設備などが、ターゲット層のニーズに合っているか。
* 周辺の競合物件:周辺の類似物件の家賃相場や空室率を調査し、競争力があるかどうか。

不動産クラウドファンディングの場合、これらの情報はプラットフォームの物件情報に記載されていることが多いので、比較検討の際に役立てましょう。
周辺の家賃相場や空室率については、インターネットで検索したり、不動産情報サイトなどを参考に、ご自身でも調べてみることをおすすめします。

出口戦略も考慮する

不動産投資は、最終的に物件を売却して利益を得ることも視野に入れる必要があります。
以下の点を考慮して、出口戦略を検討しましょう。

* 物件の資産価値:将来的に価値が上がる可能性のあるエリアかどうか。
* 物件の流動性:買い手がつきやすい物件かどうか。
* 不動産市場の動向:今後の不動産価格の変動予測。

不動産クラウドファンディングの場合、運用期間が決まっているため、出口戦略を直接考える必要はありません。
しかし、投資する物件の資産価値や流動性について理解しておくことは、投資判断の参考になります。
プラットフォームが提供する情報だけでなく、専門家のアドバイスなども参考に、総合的に判断しましょう。

物件の運営・管理体制を確認

不動産クラウドファンディングでは、物件の運営・管理は事業者が行います。
以下の点を確認して、信頼できる事業者を選びましょう。

* 運営実績:過去の運用実績や、運用物件の稼働状況。
* 管理体制:入居者の管理、修繕、清掃などの管理体制。
* 情報開示:運用状況や収支報告などの情報開示の頻度や内容。

これらの情報を確認することで、安心して投資できる事業者を選ぶことができます。

まとめ

不動産クラウドファンディングで儲けるためには、利回りだけでなく、空室リスク、出口戦略、運営・管理体制などを総合的に評価することが重要です。
プラットフォームが提供する情報だけでなく、ご自身でも情報を収集し、慎重に物件を選びましょう。
リスクを理解した上で、賢く不動産クラウドファンディングを活用し、資産形成を目指しましょう。

Author Info

fillメディア編集部
fillメディア(英名:fill.media)は、投資・クラウドファンディング・決済分野を中心とした、金融カテゴリーはもとより、AI(人工知能)やNFT、暗号資産、ポイ活、ゲームに至るまで、幅広い分野の情報を取り扱う、総合情報メディア。
記事メディア(当サイト)からの情報発信のみならず、YouTubeやTikTokといった動画プラットフォームをはじめ、X(旧:Twitter)等のSNSを介した、複合的な情報発信にも力を入れています。

メディア掲載歴(一部・順不同)
・朝日新聞デジタル&m
・財経新聞
・SankeiBiz
・RBBTODAY
・楽天Infoseekニュース
・excite.ニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
・Mapionニュース
・NewsPicks
・ビズハック
・MONEY ZONE
・Resemom
・SANSPO.COM
・Trend Times
・zakzak
・とれまがニュース
・徳島新聞