実績で選ぶ!ソーシャルレンディング成功の秘訣

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)で成功を収めるには、運用実績が豊富な事業者を選ぶことが非常に重要です。しかし、実績といっても様々な側面があり、何を重視すれば良いのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。今回は、実績に基づいて信頼できる事業者を見極めるためのポイントを詳しく解説いたします。

1.累積融資額と融資実行件数を確認する

まず確認すべきは、事業者の累積融資額融資実行件数です。これらの数値が大きいほど、多くの投資家から支持を得ており、多くのプロジェクトを成功させてきた実績があると言えます。ただし、単に数値が大きいだけでなく、その推移も確認することが大切です。右肩上がりに成長しているのか、安定しているのかなど、事業の成長性も判断材料の一つとなります。

2.貸し倒れ率と元本毀損率をチェックする

ソーシャルレンディングにはリスクがつきものです。そのため、貸し倒れ率元本毀損率を必ず確認しましょう。これらの数値が低いほど、投資家の資金が安全に運用されていることを示します。

  • 貸し倒れ率:融資が回収不能になった割合
  • 元本毀損率:投資した元本が一部でも失われた割合

これらの情報は、事業者の公式サイトや関連情報サイトで公開されていることが多いです。

3.運用期間と実績年数を見る

ソーシャルレンディング事業者の運用期間実績年数は、経験と信頼性の指標となります。長く運営されているほど、様々な経済状況や市場変動に対応してきた経験があると考えられます。実績年数だけでなく、過去のプロジェクトの内容や成功事例なども確認することで、より深く事業者の実力を知ることができます。

4.情報開示の透明性を確認する

信頼できる事業者は、投資家に対して情報開示を積極的に行っています。

  • 融資先の情報(業種、財務状況など)
  • 担保や保証の有無
  • リスクに関する情報
  • 運用状況の報告

これらの情報が詳細かつタイムリーに開示されているかを確認しましょう。情報開示の透明性が高いほど、投資家は安心して投資判断を行うことができます。

5.第三者機関の評価や監査を参考にする

ソーシャルレンディング事業者の中には、第三者機関による評価や監査を受けている場合があります。これらの評価や監査は、事業の健全性や透明性を客観的に判断するための参考になります。評価機関の信頼性も考慮し、総合的に判断するようにしましょう。

6.口コミや評判を参考にする際の注意点

ソーシャルレンディングに関する口コミ評判は、投資判断の参考になりますが、鵜呑みにしないように注意が必要です。

  • ポジティブな情報だけでなく、ネガティブな情報にも目を向ける
  • 特定の情報源に偏らず、様々な情報源から情報を収集する
  • 感情的な意見だけでなく、客観的な事実に基づいた意見を参考にする

口コミや評判はあくまで参考情報として、最終的な判断はご自身で行うようにしましょう。

7.複数の事業者を比較検討する

一つの事業者だけに絞らず、複数の事業者を比較検討することが重要です。各事業者の実績、リスク、リターンなどを比較することで、ご自身の投資目標やリスク許容度に合った事業者を見つけることができます。

ソーシャルレンディングは、比較的新しい投資手法であるため、情報収集とリスク管理が非常に重要です。今回ご紹介したポイントを参考に、実績のある信頼できる事業者を見極め、賢くソーシャルレンディングを活用してください。

Author Info

fillメディア編集部
fillメディア(英名:fill.media)は、投資・クラウドファンディング・決済分野を中心とした、金融カテゴリーはもとより、AI(人工知能)やNFT、暗号資産、ポイ活、ゲームに至るまで、幅広い分野の情報を取り扱う、総合情報メディア。
記事メディア(当サイト)からの情報発信のみならず、YouTubeやTikTokといった動画プラットフォームをはじめ、X(旧:Twitter)等のSNSを介した、複合的な情報発信にも力を入れています。

メディア掲載歴(一部・順不同)
・朝日新聞デジタル&m
・財経新聞
・SankeiBiz
・RBBTODAY
・楽天Infoseekニュース
・excite.ニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
・Mapionニュース
・NewsPicks
・ビズハック
・MONEY ZONE
・Resemom
・SANSPO.COM
・Trend Times
・zakzak
・とれまがニュース
・徳島新聞