人気のNFTゲーム「SGEM」の始め方-アカウント登録方法や、Baboの入手方法までスクリーンショット付きで徹底解説

始め方を学ぶ前に知っておきたい、SGEMのプレイメリットとは

「研修生」制度を利用すれば、元手なしで、SGEMを始めることが出来る

SGEMを実際に始めるためには、「Babo」と呼ばれる、ゲーム内キャラクター(モンスター)のNFTを、SGEMのマーケットにて購入する必要があります。
しかし、

  • SGEMを始めるにあたり、初期投資をしたくない
  • まずは「お試し」で、SGEMを始めてみたい

と考えているプレイヤー向けに、SGEMでは、「研修生制度」と呼ばれる、一種のスカラーシップ制度が提供されています。

SGEMのスカラシップ制度には、「貸し手」も「借り手」もメリットがある

研修生制度を利用してBaboを(「指導員」と呼ばれる先輩プレイヤーから)借りれば、初心者の場合、初期投資なし(元手ゼロ)でSGEMを始めることが出来ます。
一方で、Baboを貸し出す指導員プレイヤーにおいても、研修生プレイヤーが稼いだゲーム内トークン(AA)の一部を、一種のレンタル料として収受できる、というメリットがあります。

また、SGEMの場合、アクシー・インフィニティのようなNFTゲームとは異なり、スカラーシップ制度がゲーム内に一機能として既に内蔵されており、TwitterやDiscord等の、外部のコミュニケーション・ツールを利用して、キャラクターの貸し借りや、スカラシップ制度に関する契約のやり取りを行う必要がありません。

研修生側としては、ゲーム内キャラクターを借りるにあたって、身分証明書などを提示する必要はありませんし、逆に、指導員側も、研修生の稼いだトークンを、自ら主体的に集金するような必要はありません(SGEM側が自動的に集計して、研修生と指導員に、獲得AAを割り振ります)。

SGEMはスマホやパソコンのブラウザからプレイすることが出来る

いわゆるブロックチェーン・ゲーム、NFTゲームの中には、パソコンに専用のソフトをインストールする、等、そもそもパソコンがないと、始めることが出来ないタイトルも少なくありません。

その点、SGEMの場合は、iphoneやアンドロイド、といったスマホのブラウザ(Google Chromeや、Safariなど)から、至極簡単にゲームサイトにアクセスして、プレイを始めることが出来る、という簡便さがあります。

また、スマホ向けブラウザのみならず、PC向けのブラウザからも簡単に操作できるほか、専用ソフトのダウンロード・インストール等も不要なため、セキュリティ面においても(少なくとも、専用ソフトをDLする場合と単純比較すれば)ある程度安心して取り組むことが出来る、という利点があります。

仮想通貨口座やウォレットが無くても、メールアドレスとパスワードだけで、プレイを始めることが出来る

NFTゲームの中には、ゲーム用アカウントの開設にあたり、メタマスク(MetaMask)等の仮想通貨ウォレットの事前作成が必須、とされているケースも少なくありません。

しかし、SGEMの場合、仮想通貨ウォレットを保有していないプレイヤーの場合でも、メールアドレスとパスワードを設定すれば、すぐにでも、ブラウザ経由でプレイし始めることが出来ます(具体的なSGEMの始め方については、後述します)。

また、前述の通り、一種のスカラシップ制度にあたる「研修生」システムも提供されているため、ゲーム内の「研修館」にて、タイミングよくBaboを借り受けることが出来れば、仮想通貨を事前に購入しておく必要もなく、気軽にゲームをスタートできる、というのも、SGEMのメリットのひとつと言えましょう。

「始め方」の前に覚えておきたい、SGEMのデメリット・注意点とは

本格的にSGEMを始めるためには、Baboの購入のための初期投資が必要

前述の通り、SGEMにおいては、先輩プレイヤー(指導員)からBaboを借りる、「研修生制度」と呼ばれるスカラシップ制度が提供されていますが、「研修生」としてSGEMを始める場合、ゲームプレイを通じて稼いだAAトークンのうち、2割しか、自分の報酬として受け取ることは出来ません。

また、昨今のSGEM人気の高まりに応じて、「Baboを借りて、無料でSGEMを始めてみたい」と考えるプレイヤーは多く、ゲーム内の「研修館」(=貸し出し中のBaboを探す場所)を覗いてみても、借り手を募集しているBaboが存在しない、というケースも少なくありません。

レンタルか購入によりBaboを入手しないと、何も始まらない

SGEMの場合、Baboを用いたバトルモード(「突撃モード」や「ソロモード」。詳しくは後述)のほかにも、「大本営」や「作戦研究所」、「魔法タワー」や「ダメージ抵抗室」などといった防御・攻撃ユニットを陣地に配置する、「タワーディフェンス・ゲーム」としての側面も持っています。
しかし、SGEMのアカウントを開設したとしても、肝心のBaboを保有(ないしは、レンタル)していないと、こうした建造物の建築・レベルアップも出来ず、ゲームを進めることが出来ない、というハードルがあります。

このため、「研修館」にて、借り手募集中のBaboを入手できない場合、SGEMを本格的に始めるためには、仮想通貨(イーサリアム)に初期投資をして、SGEM内で用いるためのBaboを最低でも3体、購入する必要があります。
※SGEMにおいて、Baboは、3体で1チーム、とされています。

Babo1体あたりの購入コストは、概ね、日本円で1万5千円~2万円程度(2022年2月時点でのフロア価格)ですので、3体のBaboを揃えるためには、少なくとも5万円~6万円程度の初期費用は、どうしても、必要となります。

また、上記の「Babo購入費用」のほかにも、Babo取得のためのイーサリアムを、仮想通貨交換所からSGEMのゲームウォレットに対して送金する際にも、各交換所・販売サイトが規定している、出金手数料(ガス代含む)がかかります。
※ただし、GMOコインなど、出金手数料のかからない仮想通貨販売業者でイーサリアムを入手し、出金する場合は、別段となります。

SGEMを始めたばかりの初心者にとっては、効率的なBabo選びは難しい

SGEMのマーケットで入手したBaboは、その後、突撃モードやソロモード、自由戦、などといったバトルモードで、実際にキャラクターとして使用していくこととなります。
この際、初期のBabo選びに失敗してしまうと、対人戦(PvP)等において不利になり、効率的にAAトークンを稼ぐことが難しくなる恐れがあります。

そもそもBaboには、

  • 戦士系
  • 魔法系
  • 射手系

という3つの種族(タイプ)があるほか、戦闘中に使用できるアクティブ・スキル、及び、バトル時に有利に働く「パッシブ・スキル」の組み合わせも、各Baboによって千差万別です。

SGEMを始めたばかりで、詳しいバトルの方法等に関する知識のない初心者にとっては、戦闘を有利に進めるためのスキル選び、及び、各スキルをバランスよく保有するBaboを選び抜いていくことは、簡単ではありません。

SGEMで稼いだAAトークンを日本円に換えるためには、諸々の手数料がかかる

SGEMを始めると、wAAトークンと呼ばれる、ゲーム内トークンを入手することが出来ます。
すなわち、実際にSGEMを通じて稼ぐためには、ゲーム内で入手したトークンを、日本円に換金する必要があります。

しかしながら、この出金・換金を済ませるためには、イーサリアム・ブロックチェーンへのガス代支払いも含めて、様々な手数料を支払う必要があります。

SGEM→メタマスクへの出金手数料
SGEMのゲームウォレットからメタマスクへの出金に際しては、0.027ETH(2022年2月23日時点のレートで、約8,000円程度)の手数料を、プレイヤーが負担する必要があります。
Uniswapにおける、AA→ETHの交換手数料
AAトークンをそのまま日本の仮想通貨業者に送金しても、日本円に換金することは出来ません。
このため、SGEMから出金したAAトークンは、イーサリアム・ブロックチェーン上のDEX(分散型取引所)にて、ETH(イーサ)のような主要仮想通貨に交換する必要があります。
この際にも、交換手数料が生じることとなります。
メタマスク→日本の仮想通貨取引所への送金手数料
UniswapにてAAトークンをETH等へと交換したあとは、そのETHを、日本の仮想通貨取引所へと送金する必要があります。
この時にも、送金手数料が生じてしまうこととなります。

SGEMの始め方

SGEMを始めるにあたっては、

  1. ウォレット連携、ないしはメールアドレス&パスワードで、SGEMのアカウントを開設したうえで、
  2. マーケットで購入、もしくは、研修館でレンタルする形で、「Babo」を3体入手する

必要があります。

SGEMの始め方1「アカウント開設」

SGEMのアカウントを開設するにあたっては、下記のようなステップを辿ることとなります。

①SGEMの公式サイトへ

SGEMの始め方1「アカウント開設」

引用元:SGEM

②「ゲーム開始」をクリック

②「ゲーム開始」をクリック

引用元:SGEM

③「新規登録」をクリック

③「新規登録」をクリック

引用元:SGEM

④メールアドレス、及びパスワードの設定

④メールアドレス、及びパスワードの設定

引用元:SGEM

なお、メールアドレス&パスワードによる新規登録ではなく、メタマスク等の仮想通貨ウォレットと連携させる形での新規登録も可能です。

SGEMの始め方2「Baboの入手」

SGEMを始めるにあたっては、アカウント開設を済ませたうえで、

  • 「マーケット」で購入するか、
  • 「研修館」でレンタルするか、

いずれかの手法により、ゲーム内キャラクター「Babo」を3体、取得する必要があります。

「マーケット」でBaboを購入する場合

SGEMの「マーケット」でBaboを購入する場合、

  1. あらかじめ、仮想通貨取引所で、「イーサリアム」を購入しておいたうえで、
  2. イーサリアムを、仮想通貨取引所から、SGEMのゲームウォレットに送金し、
  3. ゲームウォレットに着金したイーサリアムを、SGEM内で使用できるwETHに変換し、
  4. wETHで、Baboを購入する

という流れが必要となります。

①国内の仮想通貨取引所にて、イーサリアムを購入

まずは、自身が口座開設を済ませている仮想通貨取引所で、イーサリアムを買い付けます。
なお、2022年2月現在、SGEMのマーケットで販売されているBaboの価格は、安いもので、0.05~0.06ETH程度です。
SGEMを始めるためには、Baboが少なくとも3体、必要ですので、仮想通貨取引所からSGEMへの送金手数料も考慮し、0.2ETH程度のイーサリアムは買い付けておきましょう。
※なお、後程、SGEMへと送金したETHを、SGEMで利用できるwETHへと変換しますが、変換できる最小単位は「0.2ETH」と設定されています。

②仮想通貨取引所から、SGEMのゲームウォレットへと、ETHを送金する

ETHの買付が済んだら、購入したETHを、SGEMのゲームウォレットへと送金します。
送金先のウォレットアドレスは、下記の要領にて確認できます。

SGEMの画面右上「wETH」のアイコンをクリック

SGEMの画面右上「wETH」のアイコンをクリック

引用元:SGEM

表示されるウォレットアドレス右横の「コピー」をクリック

表示されるウォレットアドレス右横の「コピー」をクリック

引用元:SGEM

なお、仮想通貨取引所からSGEMのゲームウォレットへのETH送金においては、取引所指定の送金手数料が生じますので、注意が必要です。

送金処理完了後、「ETH残高更新」のボタンをクリックすると、着金したETHが残高として表示されます。

③着金したETHを、SGEMで使えるwETHに変換する

③着金したETHを、SGEMで使えるwETHに変換する

引用元:SGEM

1ETH=1wETHのレートで変換することが出来ますが、変換を実施するためには、最低でも0.2ETH分のETH残高が必要です

④wETHを使い、「マーケット」でBaboを購入

ETHからwETHへの変換が済んだら、SGEMのゲーム内の「マーケット」で、Baboを少なくとも3体、購入します。
マーケットでは、

  • 高い順
  • 安い順
  • 新着

で、販売中のBaboの並び替えが出来るほか、下記のような要素で、売り出されているBaboをフィルタリングすることも可能です。

Baboの種族
Baboには、「戦士系」「魔法系」「射手系」という、3つの種族があります。
自分の好きなBabo種にチェックを入れれば、該当するBaboのみを表示するよう、フィルタリングが可能です。
Baboの形態
ふ化していない「卵」状態か、成体か、の選択が可能。
繁殖回数
Baboは、最大で7回まで、ブリード(繁殖)が可能です。
消化済の繁殖回数が多いほど、繁殖に係るコストは割高となります。
詳細検索
突撃モードなどの対戦を有利に進めるためのスキルの有無等で、Baboを詳細検索することが出来ます。

研修館でレンタルする場合

SGEMでは、アクシー・インフィニティ等でいうところの「スカラーシップ制度」にあたる、「研修生制度」が設けられています。
これまでBaboや(Baboの)卵を保有したことがないプレーヤーに限り、SGEM内の「研修館」にて、「指導員」から、「研修生」として、Baboのレンタルを受けることが出来ます。

①「研修館」をクリック

①「研修館」をクリック

引用元:SGEM

②「未貸出のみを表示」をクリック

②「未貸出のみを表示」をクリック

引用元:SGEM

現在借り手がついていない、「未貸出」のBaboがいる場合、ここに表示されます。
※借入可能なBaboがいない場合、その旨が表示されます。

Baboを入手出来たら、建物の建設・レベルアップや、突撃モードをプレイしてみよう

Baboの入手が済んだら、いよいよ本格的に、SGEMを始めることが出来ます。
まず手始めに進めるべき内容としては、主に下記のようなものがあります。

「大本営」や「作戦研究所」などの建築・レベルアップ

SGEMは、PvE(Player vs Enemy)やPvP(プレイヤー同士の対戦)を楽しむバトルゲームであると同時に、自らの陣地を作り守る、タワーディフェンス・ゲームとしての側面も有しています。
SGEMのプレイを始めると、まずは下記のような、いわゆる「基礎型」の建築物の建造・レベルアップを進めることになります。

大本営
基地の核心建築で、防御ユニットのひとつ。プレーヤー(Babo)のレベル=大本営のレベル、というゲーム設計となっていますので、後述する突撃モード等をスムースに進めるためには、この「大本営」のレベルアップが最優先となります。
作戦研究所
大本営と同じく、防御ユニットのひとつ。建築が済むと、突撃モードやソロモード等で利用する「カードデッキ」の作成や、各カードのレベルアップなどが行えるようになります。
探検者の家
探検者が集まる場所であり、防御ユニットの一つ。
探検者を募集したり、募集した探検者を冒険に行かせて、資源アイテム(木材や石材、鉄)を入手することが出来ます。
その他の基礎型建築物
  • 酒場
  • 市場
  • 材料加工場
  • 宝石加工場

デイリークエストのクリアでaaゲット

デイリークエストモードでは、主に下記のようなミッションが提供されており、クリアすれば「活躍ポイント」を受領することが出来ます。
1日の間に活躍ポイントを80ポイント~100ポイントまで貯めることが出来れば、ゲーム内トークンであるAAが入手できます。

クエスト内容 入手できる活躍ポイント その他報酬
突撃モードで3つ星勝利5回 30 600エネルギー
任意のカードをレベルアップ 10 木材200
マーケットにBaboを1回出品 10 200エネルギー
探検者を派遣6個 10 200エネルギー
勝利宝箱使用6個 10 木材200
ソロモードで10回勝利 30 木材600
レベルアップ加速を使用10個 5 100エネルギー
任意のプレイヤーにリベンジ2回 10 200エネルギー
建築をレベルアップ1回 10 200エネルギー
エネルギーを1000収集 5 木材100
基地攻撃を3回行う 5 木材100


引用元:SGEM(なお、情報は今後更新・変更される可能性があります)

「突撃モード」と「ソロモード」

SGEMでは、

  • PvP対戦が出来る「突撃モード」と、
  • PvE対戦機能「ソロモード」の、

2つのバトルモードが提供されています。

突撃モード

突撃モード画面で「マッチ」を選択すると、保護時間(突撃モードによる攻撃を受けない時間)に該当しないプレイヤーと自動的にマッチされ、PvP対戦を行うことが出来ます。
勝利すると、ゲーム内トークンであるAAや、木材を中心とした資源などを入手することが可能です。
また、ランキングポイント・システムも提供されており、勝利するとポイントが加算、敗北する減算されます。
ランキングが向上すると、1回の突撃モード勝利で得られるAA数が増える、というメリットがあります。
なお、1回の突撃モードで体力が1、使用されます。
体力数は保有しているBaboの数量と比例していますので、限られたBabo数でしっかりとAAを稼ぐためには、無駄な体力使用が無いよう、勝率にも配慮が必要となります。

ソロモード

2022年2月現在、ソロモードでは、「1-1」から「1-9」まで、9つのステージが用意されており、「1-3」以降においては、ソロモードでも、勝利すれば(勝利内容に応じて)AAトークンを入手することが出来ます。

なお、体力の残った状態でソロモードをプレイすると、体力は1、消費されますが、実際は、体力が0の状態でも、ソロモードはプレイできます。
AAを稼ぐことを最優先に考えている場合、まずは体力消費が必須の「突撃モード」からプレイを進め、体力が0になったら、「ソロモード」に移行する、という流れが「鉄板」とされています。

Author Info

NFT(非代替性トークン)検証チーム
fill.mediaは、国内の融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)や、不動産クラウドファンディング、ロボアドバイザー、インデックス投資業界等の最新情報を提供する、投資・金融情報総合メディア。
その他、昨今、主に若年投資家の間で大きな関心を集めつつあるFIRE(Financial Independence, Retire Early)に関する最新情報を専門的に扱う、FIRE(早期リタイア)専門の検証チームや、不労所得に関する検証グループ、その他、不動産投資全般について検証を行うチーム等があります。

NFT(非代替性トークン)検証チームでは、ブロックチェーン技術のアート・ゲーム分野への応用(NFTアートや、NFTゲーム)等に関し、そのメリット・デメリット等を検証し、深く掘り下げた分析・情報を提供しています。

メディア掲載歴(一部・順不同)
・朝日新聞デジタル&m
・財経新聞
・SankeiBiz
・RBBTODAY
・楽天Infoseekニュース
・excite.ニュース
・BIGLOBEニュース
・@nifty ビジネス
・Mapionニュース
・NewsPicks
・ビズハック
・MONEY ZONE
・Resemom
・SANSPO.COM
・Trend Times
・zakzak
・とれまがニュース
・徳島新聞