ChatGPTの始め方・使い方-日本語も利用可能な人工知能チャットボットの仕組みとは
ChatGPT公式サイト等
- ChatGPTのサービスサイトURL
- https://chat.openai.com/
- OpenAIのホームページ
- https://openai.com/
- OpenAIのディスコード・サーバー
- https://discord.gg/openai
- OpenAIの定める利用規約
- https://openai.com/terms/
- OpenAIのコンテンツ・ポリシー
- https://labs.openai.com/policies/content-policy
ChatGPTの始め方・使い方
ChatGPTの始め方、及び、具体的な使い方としては、以下の通りです。
ChatGPTの始め方
ChatGPTを始めるにあたっては、まずは、ChatGPTの公式サイトにアクセスします。
そのうえで、最初に、OpenAIのアカウントを新規作成する必要があります。
OpenAIアカウントの作成
OpenAIアカウントを既に利用している場合は、「ログイン」、まだOpenAIアカウントを持っていない場合は、「サインアップ」をタップします。
メールアドレスの入力
なお、OpenAIアカウントの作成においては、メールアドレスの登録以外に、
- Googleアカウント
- マイクロソフト・アカウント
を利用したサインアップも可能です。
パスワードの設定
続いて、OpenAIアカウントへのログインの際に利用するパスワードを設定します。
OpenAIからの認証メールの受信
OpenAIから、上掲画像のような認証メールが届くので、文中のリンクバナーをタップします。
氏名の入力
ファーストネーム、及びラストネーム(日本語でいうところの、名字)を入力します。
携帯電話番号の入力
日本の国番号(+81)が表示されていることを確認したうえで、SMSを受信できる携帯電話の番号を入力し、「Send Code」をタップします。
SMSで届く認証用コードの入力
登録した携帯電話番号宛に、OpenAIから、数字6桁の認証コードが届くので、入力します。
以上で、OpenAIアカウントの新規作成は完了です。
ChatGPTの利用に関する注意事項の確認
記載事項を確認しつつ、「次へ」をタップして進めます。
ChatGPTのホーム画面がこちら
このようなホーム画面が表示されれば、ChatGPTの利用を始める準備は完了です。
ChatGPTに質問をする方法
ChatGPTの利用開始準備が整ったら、早速、ChatGPTの基本的な使い方をマスターしていきましょう。
ChatGPTに対して簡単な質問をして、それに対して回答を得る際の流れは、以下の通りです。
ChatGPTに対して質問文をメッセージ形式で送る
通常のテキスト・チャット(例:LINE)と同じ要領で、ChatGPTのチャット画面下部に表示されているテキスト入力欄に質問を入力し、チャットメッセージを送信します。
ChatGPTから回答が返ってくる
すぐに、ChatGPT側から、回答がチャット形式で送られてきます。
回答の根拠を問うことも出来る
上掲画像のように、回答の根拠を問うことで、ChatGPT側から、追加情報を収集することも出来ます。
※このように、ChatGPTの場合、少し前の会話の内容を記憶し、その記憶に基づいて、追加の回答を行う機能が搭載されています。
この機能のおかげで、「その根拠を教えて」といったような、時系列にそった、ごく自然な質問・回答の会話を行うことが可能となっています。
少し風変りな質問にも、ChatGPTなら真面目に答えてくれる
このように、一風変わった質問を投げかけても、ChatGPTの場合、機械学習されたデータに基づき、(※些か、曖昧な部分もありますが)回答文を生成してくれます。
ChatGPT利用のメリット
ChatGPTを利用する場合の利点・メリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
ChatGPTは日本語でも利用できる
ChatGPTの公式サイト等は英語で構成されていますが、チャットによる質疑応答機能は、日本語でも問題なく利用できます。
なお、2023年1月時点で、ChatGPTの対応可能言語の一覧は、以下の通りです。
※ChatGPT自身による回答結果となります。
- 英語
- スペイン語
- フランス語
- ドイツ語
- イタリア語
- ポルトガル語
- オランダ語
- 中国語
- 日本語
- 韓国語
- ロシア語
- アラビア語
ChatGPTならば、「検索結果」ではなく、「答え」を返してくれる
一般的に、Googleなどの検索エンジンで検索をすると、結果として返ってくるのは、検索キーワードに対応した「検索結果」の一覧です。
ユーザーは、検索結果として表示されているURLをクリックし、Google(等の検索サイト)以外のサイトにアクセスし、自身の疑問点に対する答えを探す必要があります。
その点、ChatGPTの場合、質問をすると、(「検索結果」ではなく、)「答え」が返ってきます。
※ただし、その「答え」が誤っているケースもありますので、その点には注意が必要です。
簡単な調べ物をしたい、といったニーズであれば、検索結果の一覧が返ってくる検索エンジンよりも、疑問に対する「答え」を返してくれるChatGPTのほうが、少なくともユーザー側の「工数」「手数」という点では、「便利」という言い方も出来るかもしれません。
ChatGPTには「自然言語」(口語)で質問出来る
例えば、ユーザーが、
「東京とニューヨークのうち、人口が多いのはどちらの都市なのだろう?」
という疑問を抱いた、と仮定します。
従来型の検索エンジンの場合、この疑問に対する答えを得るためには、
「ニューヨーク 東京 人口 比較」
「ニューヨーク 東京 人口 どちらが多い」
「ニューヨーク 東京 人口 どっち」
などといった検索キーワードを入力し、情報(の掲載されたサイト)の検索を行う必要がありました。
これに対して、ChatGPTの場合、同様の疑問に対する答えを得たい場合は、シンプルに自然言語(口語)で、
「ニューヨークと東京の人口はどっちが多いの?」
と、チャットで問いかければ事足ります。
音声で質問を入力するときに楽
fill.media編集部にてChatGPTを使用する際、ChatGPTならではの自然言語処理能力が特に便利、と感じるのは、ChatGPTにスマートフォンでアクセスし、音声で、質問を入力するときです。
音声入力で、
「東京 ニューヨーク 人の数 比較」
などと読み上げるのは不自然ですし違和感を覚えますが、ChatGPTのチャットボットに話しかける際は、ごく自然な口語で、スマートフォンのマイクに向かって、
「ニューヨークと東京だと、人口はどっちのほうが多いのかな?」
と呼びかければ事足ります。
ChatGPT利用時の注意点
ChatGPTを利用する際に留意すべき注意点としては、以下のようなものが挙げられます。
ChatGPTの回答内容に、誤情報や間違いが含まれることがある
ChatGPTの提供してくれる回答内容には、一部、誤りが含まれてしまっているケースがあります。
上掲スクリーンショットは、ChatGPTに対して、少額投資非課税制度(つみたてNISA)利用時の注意点について問うた時の回答です。
- 5年以内に取り出し(=出金?)する必要がある
※金融庁によれば、つみたてNISAの場合、非課税期間は最長で20年間、とされています。
「5年間」というのは、一般NISAの非課税期間と混同されているものと推察されます。 - 長期的な投資には向いていない
※つみたてNISAは、長期間に渡る少額の積立投資の促進を目的に創設された投資制度です。
といった具合に、いくつか、情報の信ぴょう性に疑わしい点があります。
ChatGPTの場合、あくまでも、大量のテキスト・データを教材にして、データベースが構築され、そのデータベースをもとに、ユーザーに対する回答を自動生成しています。
このため、教材となったテキスト・データ自体が間違っている場合、ChatGPTからの回答内容もまた、誤りである可能性があります。
ChatGPTは「最新・最近」の情報に弱い傾向がある
ChatGPTのデータベースは定期的にアップデートされているようですが、機械学習による最新の知識・情報の習得には、どうしても、多少の時差が生じてしまいます。
こちらの画像は、ChatGPTに対して、「2022年12月の、日本のビッグニュース」を3つ回答するよう、求めた際の物です。
いずれの回答内容も、数年の時差が感じられるもの、となっています。
ChatGPTに関するよくある質問・FAQ
ここからは、ChatGPTを利用するにあたってのFAQ、よくある質問内容を紹介していきます。
ChatGPTにアクセスしたら、「ChatGPT is at capacity right now」と表示される
ChatGPTのサービス提供サイトにアクセスすると、上掲画像のように、「ChatGPT is at capacity right now」と表示されることがあります。
直訳すると、「ChatGPTは今、アクセス過多な状態です」といったような意味合いの表示です。
このような表示が出ている場合、アクセス等が過多な状態が解消されるまで、ユーザー側としては、待つほかありません。
ChatGPT復旧時に通知を受けることも出来る
「Get notified when we’re back」(=ChatGPTが再度利用可能な状態になったときに、通知を受け取る)のリンクテキストをクリックすると、上掲画像のようなフォームが現れます。
このフォームにメールアドレスを入力・登録しておけば、ChatGPTのアクセス過多等が解消され、改めて利用可能な状態に復旧したときに、メールで通知を受け取ることも可能です。
ChatGPTは無料で利用できますか
2023年1月現在、ブラウザを利用してChatGPTのサービスサイトにアクセスし、ChatGPTのサービス(質疑応答等)を利用している限りにおいては、特段料金はかからず、無料で利用できます。
ただし、OpenAIから提供されているAPIを通じてChatGPTのサービスを利用する場合、料金がかかる場合があります。
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