不動産クラウドファンディング「COZUCHI」にて新ファンドが公開-3月1日募集開始、想定利回り6.5%
画像引用元:https://cozuchi.com/system/funds/65601
不動産クラウドファンディング・サービス「COZUCHI(旧:WARASHIBE)」にて、3月1日午後7時から募集開始となる新ファンド(以下、同ファンド)の情報が、公式サイト上にて先行公開されている。
同ファンドの想定利回り(年率換算・税引き前)は、6.5%(このうち、1.0%がキャピタル・ゲイン。残りの5.5%がインカム・ゲイン)。
3月1日午後7時から、同月7日午後1時まで、抽選方式による出資募集を行う。
ファンドが成立した場合、3月末から運用を開始し、年末まで、約9ヶ月間の運用を予定する。
同ファンドの投資対象は、東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩約6分の場所にある、借地権付区分マンションの2室。
1号事業者であるTRIAD社が関連会社とマスターリース契約を行うことで、賃料収入が保証され、安定したインカム配当が可能となる見込みだという。
投資家向けの募集枠は6,300万円。
最低1万円から出資が出来るほか、投資家1名あたり、最大で630万円までの大口投資が出来る(ただし、出資は抽選制)。
なお、前回募集ファンド(現在運用中)にあたる「渋谷区広尾底地プロジェクト」に投資したユーザーを対象に、本募集総額のうち、5,000万円分の優先出資枠が設けられているという。
参考:
【インカムゲイン重視型】インカムゲイン5.5%+キャピタルゲイン1.0% |COZUCHI
不動産クラウドファンディング「COZUCHI」とは
当ファンドを募集するのは、主に首都圏・東京都内の不動産を投資対象とするファンドに、1口最低1万円程度の少額から分散投資・出資を行える、不動産クラウドファンディング・サービス、COZUCHI(コズチ)。
サイトURL | COZUCHI(旧:WARASHIBE)(公式) |
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
運営会社所在地 | 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山2階 |
運営会社設立 | 1999年5月20日 |
サービス開始 | 2019年7月(第1号ファンドの募集開始) |
運営会社役員構成 | 代表取締役 武藤 弥 |
上場/非上場 | 非上場 |
運営会社資本金等 | 1億円 |
1口あたりの最低投資額 | 1万円 |
出資の中途解約 | 可 |
優先劣後スキーム | 採用済 |
情報引用元:COZUCHI
かつては、1本の藁(わら)から物々交換を開始し、最終的には長者となった「わらしべ長者」からネーミングした、「WARASHIBE」というサービス名で事業展開していたが、2021年9月、サービス名称をリニューアルした。
サービス運営会社等が選定した物件を、運営会社と共同所有(運営会社が同一プロジェクトに共同・劣後出資)し、投資対象不動産が生み出す賃料収入(インカムゲイン)、及び、売却益(キャピタルゲイン)から配当を得る、「不動産クラウドファンディング」という仕組みを提供しているサービサー。
国内には、様々な不動産クラウドファンディング・サービスがあるが、COZUCHI(コズチ)においては、下記のような特徴がある。
- 年率換算で10パーセント前後の、高い期待利回りが提示されているファンドがある:
国内の不動産クラウドファンディング・サービスで募集されているファンドの、一般的な利回りは、年率換算で、2パーセント~5パーセント前後程度。
こうした中で、COZUCHI(コズチ)の場合、運用期間中のインカムゲイン(物件のもたらす賃料収入)と、キャピタルゲイン(売却益)とを合わせて、年率換算で10パーセント前後程度の、極めて高い期待利回りが提示されているケースがあるほか、対象不動産が想定以上の良値で売却出来た場合、投資家に対する上乗せ配当が実施される場合もある。 - 出資の中途解約が出来る:
ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)と同様、不動産クラウドファンディングの場合も、出資の中途解約は、原則として、認められていない。
しかし、COZUCHI(コズチ)の場合、所定の事務手数料(数千円程度等)を支払えば、ファンドの運用期間中に、出資を中途解約することが可能とされているため、出資後、急な事情により、手元資金が必要となった場合でも、事務手数料を支払えば、原則として、出資解約が出来る。 - 優先劣後スキームも採用済:
投資対象となる不動産に、投資家だけでなく、サービス運営会社も共同出資。そしてその出資形態を、投資家の出資(優先出資)よりも配当・償還の優先順位が低い「劣後出資」とすることで、万が一、ファンドに損失が生じた場合も、一定程度までは(=劣後出資幅までは)投資家の優先出資元本が保護される、「優先劣後スキーム」が採用されている。
これまで(2022年3月現在)に、累計38本のファンドを公開しており、すべての募集済ファンドで、募集額100パーセント分、満額の資金調達を完了しているほか、他の一般的な不動産クラウドファンディング・サービスと比較して、ファンドの募集頻度が高い(数週間に1本程度の頻度でファンド募集が実施されている)という特長もある。
運営会社にあたるLAETOLI株式会社(旧:株式会社SATAS。東京都港区南青山)は、1999年の創業以来、不動産証券化のコンサルティング業務を中心に、自社でも、不動産小口化商品の組成・販売を行ってきた実績があり、2014年からは、不動産特定共同事業法に基づく商品「ゆうゆう倶楽部」(最低投資額100万円・都内の中古マンションを中心に取り扱い)の運営にも従事してきた経験を持つ。
参考:COZUCHI(コズチ)(公式)
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