ソーシャルレンディング体験談:成功と落とし穴、本音レビュー

ソーシャルレンディング体験談:成功と落とし穴、本音レビュー

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)は、個人投資家が企業や個人に融資することで、利息収入を得る投資方法です。私も数年前から複数のプラットフォームを利用して投資を行っており、それなりに経験を積んできました。今回は、私のリアルな体験談を通して、ソーシャルレンディングの魅力だけでなく、注意すべき点やリスクについて、本音でレビューしたいと思います。

まず、私がソーシャルレンディングを始めたきっかけは、銀行預金の低金利に不満を感じていたことです。少しでも高い利回りを求めていたところ、ソーシャルレンディングの存在を知りました。当初は不安もありましたが、少額から投資できる点や、比較的短期間で償還される案件が多い点に魅力を感じ、試しにいくつかの案件に投資してみました。

成功体験:安定した利息収入と分散投資

ソーシャルレンディングのメリットとしてまず挙げられるのは、やはり安定した利息収入です。預金金利と比較すると、はるかに高い利回りを期待できます。私が投資している案件の平均利回りは、およそ年利4~6%程度です。毎月分配金が入金されるため、定期的な収入源として活用できています。

また、ソーシャルレンディングは分散投資にも適しています。少額から様々な案件に投資できるため、リスクを分散しやすいのです。私は、不動産担保ローン、事業資金ローン、再生可能エネルギー関連ローンなど、複数の種類の案件に分散して投資しています。

落とし穴:貸し倒れリスクとプラットフォームのリスク

しかし、ソーシャルレンディングにはリスクも存在します。最も大きなリスクは、貸し倒れリスクです。融資先の企業や個人が経営不振に陥ったり、倒産したりした場合、投資資金が回収できなくなる可能性があります。

実際に、私も過去に一度、貸し倒れを経験しました。投資していた企業が経営破綻し、投資資金の一部が回収不能となりました。幸い、分散投資していたため、損失は限定的でしたが、貸し倒れリスクは常に意識しておく必要があります。

また、プラットフォーム自体のリスクも考慮しなければなりません。ソーシャルレンディング事業者は比較的新しい企業が多く、経営状況が不安定な場合もあります。プラットフォームが破綻した場合、投資資金が保全されるとは限りません。

本音レビュー:情報収集とリスク管理が重要

ソーシャルレンディングは、上手に活用すれば、安定した利息収入を得られる魅力的な投資方法です。しかし、リスクも存在することを認識し、情報収集とリスク管理を徹底することが重要です。

  • 情報収集:投資先の企業や案件に関する情報を徹底的に調べましょう。財務状況、事業計画、担保の有無などを確認し、リスクを理解した上で投資判断を行うことが大切です。
  • リスク管理:分散投資を行い、一つの案件に集中投資することは避けましょう。また、投資額は生活資金に影響が出ない範囲に留めるようにしましょう。
  • プラットフォームの選定:信頼できるプラットフォームを選びましょう。運営会社の規模、実績、情報開示の状況などを確認し、安全性の高いプラットフォームを選ぶことが重要です。

ソーシャルレンディングは、ハイリスク・ハイリターンの投資ではありません。しかし、情報収集とリスク管理を怠ると、損失を被る可能性もあります。私の体験談が、ソーシャルレンディング投資を検討している皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。投資は自己責任で行いましょう。

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