ソーシャルレンディングはココが違う!投資の新潮流
ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)に興味をお持ちの皆様、こんにちは。投資の世界に足を踏み入れようとされているのですね。数ある投資方法の中でも、ソーシャルレンディングは比較的新しい選択肢として注目を集めています。
今回は、ソーシャルレンディングが他のクラウドファンディングとどう違うのか、その特徴を詳しく解説いたします。
ソーシャルレンディングとは?
まず、ソーシャルレンディングとは、インターネットを通じて、お金を借りたい企業や個人と、投資家を結びつけるサービスです。投資家は、貸付ファンドに出資することで、利息収入を得ることを目指します。
他のクラウドファンディングとの違い
クラウドファンディングには、購入型、寄付型、投資型など、様々な種類があります。ソーシャルレンディングは、この中でも「投資型」に分類されますが、他の投資型クラウドファンディングと比べても、いくつかの明確な違いがあります。
1. 投資対象の違い
* ソーシャルレンディング: 主に企業や個人への「融資」が対象です。事業資金や不動産購入資金などを融資し、利息収入を得ます。
* 株式投資型クラウドファンディング: 未上場企業の「株式」を購入します。企業の成長に伴い、株価上昇による売却益や配当金を得ることを目指します。
ソーシャルレンディングは、株式投資型クラウドファンディングに比べて、比較的リスクが低いと言われています。なぜなら、融資は株式に比べて、返済順位が高い場合が多いからです。ただし、貸し倒れのリスクは常に存在しますので、注意が必要です。
2. リターンの種類とタイミング
* ソーシャルレンディング: 毎月または期日ごとに、利息が分配されます。比較的安定したインカムゲイン(継続的な収入)が期待できます。
* 株式投資型クラウドファンディング: 企業の成長に伴う株価上昇や配当金が期待できますが、リターンを得られるタイミングは不確実です。場合によっては、投資した企業が倒産し、投資資金を失う可能性もあります。
ソーシャルレンディングは、比較的早い段階でリターンを得られる可能性があります。一方で、株式投資型クラウドファンディングは、ハイリスク・ハイリターンな投資と言えるでしょう。
3. 投資期間
* ソーシャルレンディング: 比較的短期間(数ヶ月~数年)の案件が多いです。
* 株式投資型クラウドファンディング: 未上場企業への投資となるため、投資期間は長期にわたることが一般的です。
ソーシャルレンディングは、比較的短い期間で資金を回収できるため、資金計画を立てやすいというメリットがあります。
4. 情報開示
* ソーシャルレンディング: 投資先の企業や事業に関する情報が、プラットフォームを通じて開示されます。ただし、詳細な財務情報までは開示されない場合もあります。
* 株式投資型クラウドファンディング: 未上場企業の情報は、上場企業に比べて開示される情報が少ない傾向にあります。
投資判断を行う上で、情報開示は非常に重要です。ソーシャルレンディングの場合、プラットフォームが提供する情報をしっかりと確認し、リスクを理解した上で投資判断を行うようにしましょう。
ソーシャルレンディングのリスク
ソーシャルレンディングには、貸し倒れリスク、流動性リスク、信用リスクなど、様々なリスクが存在します。これらのリスクを十分に理解した上で、分散投資を行うなど、リスク管理を徹底することが重要です。
まとめ
ソーシャルレンディングは、他のクラウドファンディングとは異なり、融資を通じて安定的なインカムゲインを目指す投資方法です。しかし、リスクも存在するため、しっかりと情報を収集し、慎重に投資判断を行うようにしましょう。ソーシャルレンディングを賢く活用し、資産形成に役立てていただければ幸いです。
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