【ソーシャルレンディング】リスク別!賢いポートフォリオ術
ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)のリスク別!賢いポートフォリオ術
ソーシャルレンディングに興味をお持ちの皆様、こんにちは。ソーシャルレンディングは、比較的手軽に始められる投資として注目されていますが、リスクも伴います。そこで今回は、ご自身のリスク許容度に合わせて、賢くポートフォリオを組む方法を解説いたします。
リスク許容度を知る
まず、ご自身のリスク許容度を把握することが重要です。リスク許容度とは、損失をどこまで受け入れられるかの度合いのこと。以下の要素を考慮して、ご自身のリスク許容度を自己分析してみましょう。
- 年齢:一般的に、若いほどリスクを取れる傾向があります。
- 投資経験:投資経験が豊富なほど、リスクを理解しやすくなります。
- 収入と資産:収入や資産が多いほど、リスクを許容しやすくなります。
- 投資目的:短期的な利益を求めるか、長期的な資産形成を目指すかでリスク許容度が変わります。
リスク許容度を把握したら、以下の3つのタイプに分類してみましょう。
- 保守型:リスクを極力避けたいタイプ。安定性を重視します。
- バランス型:リスクとリターンのバランスを取りたいタイプ。
- 積極型:高いリターンを狙いたいタイプ。リスクをある程度許容します。
リスク許容度別ポートフォリオ例
ご自身のタイプに合わせて、ポートフォリオを組んでみましょう。
保守型ポートフォリオ
* 特徴:担保付き案件を重視し、貸し倒れリスクを低減します。
* 配分例:
* 担保付き案件:80%
* 大手運営会社の案件:20%
* 案件選びのポイント:
* 不動産担保付き案件など、担保評価額が十分な案件を選びましょう。
* 運営会社の規模や実績、情報開示の透明性を確認しましょう。
バランス型ポートフォリオ
* 特徴:リスクとリターンのバランスを考慮し、分散投資を行います。
* 配分例:
* 担保付き案件:50%
* 無担保案件(実績豊富な事業者):30%
* 新興事業者の案件:20%
* 案件選びのポイント:
* 担保の有無だけでなく、事業者の財務状況や事業計画も確認しましょう。
* 様々な分野の案件に分散投資することで、リスクを低減しましょう。
積極型ポートフォリオ
* 特徴:高いリターンを狙い、積極的にリスクを取ります。
* 配分例:
* 無担保案件(高利回り):50%
* 新興事業者の案件:30%
* 短期案件:20%
* 案件選びのポイント:
* 高利回り案件は、リスクも高いことを理解しておきましょう。
* 事業者の情報を綿密に調査し、将来性を見極めましょう。
* 短期案件は、資金回収期間が短いため、リスクを早期に把握できます。
ポートフォリオ運用の注意点
* 分散投資:複数の案件に分散投資することで、リスクを低減できます。
* 定期的な見直し:市場の状況やご自身の状況に合わせて、定期的にポートフォリオを見直しましょう。
* 情報収集:運営会社の情報や案件に関する情報を常に収集しましょう。
* 少額から始める:最初は少額から始め、徐々に投資額を増やしていくことをおすすめします。
* 余剰資金で投資:生活に必要な資金ではなく、余剰資金で投資を行いましょう。
まとめ
ソーシャルレンディングは、リスクを理解し、適切なポートフォリオを組むことで、資産形成の有効な手段となります。ご自身のリスク許容度を把握し、慎重に案件を選んで、ソーシャルレンディングを始めてみましょう。
投資は自己責任です。必ずご自身で判断し、無理のない範囲で投資を行いましょう。
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