【図解】ソーシャルレンディング投資、仕組みを3分解説!

ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)投資にご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。
今回は、ソーシャルレンディング投資の仕組みについて、わかりやすく解説いたします。

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングとは、インターネットを通じて、お金を借りたい企業や個人(借り手)と、お金を貸したい投資家(レンダー)を結びつけるサービスです。
従来の金融機関を介さずに、個人投資家が直接融資を行うため、比較的高めの利回りが期待できる点が魅力です。
また、少額から投資を始められるため、分散投資の一環としても活用されています。
融資型クラウドファンディングとも呼ばれます。

ソーシャルレンディングの仕組み

ソーシャルレンディングの仕組みは、主に以下の3つの主体で構成されています。

  • 借り手(企業・個人):資金を必要とする企業や個人。事業資金や運転資金などを調達するために、ソーシャルレンディングプラットフォームを通じて資金を募集します。
  • 投資家(レンダー):資金を貸し出す個人投資家。ソーシャルレンディングプラットフォームに登録し、興味のあるプロジェクトに投資します。
  • ソーシャルレンディングプラットフォーム(運営会社):借り手と投資家を結びつける役割を担います。案件の審査、投資家への情報開示、資金の回収・分配などを行います。

具体的な流れは以下の通りです。

  1. 借り手による案件登録:借り手は、ソーシャルレンディングプラットフォームに融資希望の案件を登録します。
  2. プラットフォームによる審査:ソーシャルレンディングプラットフォームは、借り手の信用情報や事業計画などを審査します。
  3. 投資家への案件公開:審査を通過した案件が、ソーシャルレンディングプラットフォーム上で公開されます。
  4. 投資家の投資:投資家は、公開された案件の中から、興味のあるものを選んで投資します。
  5. 融資の実行:目標金額に達した場合、借り手に融資が実行されます。
  6. 返済:借り手は、定められた期間ごとに、元本と利息をソーシャルレンディングプラットフォームを通じて投資家に返済します。

ソーシャルレンディング投資のメリット・デメリット

ソーシャルレンディング投資には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 比較的高めの利回り:銀行預金などに比べて、高い利回りが期待できます。
  • 少額から投資可能:1万円程度の少額から投資を始められるプラットフォームが多いです。
  • 分散投資:複数の案件に分散投資することで、リスクを軽減できます。
  • 社会貢献:中小企業や地方創生など、社会的な意義のあるプロジェクトを応援できます。

デメリット

  • 貸し倒れリスク:借り手の経営状況が悪化した場合、元本が返済されない可能性があります。
  • 流動性リスク:原則として、投資期間中に換金することはできません。
  • プラットフォームリスク:ソーシャルレンディングプラットフォームの経営状況が悪化した場合、投資資金が回収できなくなる可能性があります。
  • 情報収集の手間:投資判断に必要な情報を、投資家自身で収集する必要があります。

ソーシャルレンディング投資を始める前に

ソーシャルレンディング投資は、比較的高利回りが期待できる反面、リスクも伴います。
投資を始める前に、以下の点を確認しておきましょう。

  • リスク許容度:ご自身の資産状況や投資経験などを考慮し、どの程度のリスクを許容できるのかを把握しましょう。
  • 情報収集:ソーシャルレンディングプラットフォームの安全性や、案件の内容をしっかりと確認しましょう。
  • 分散投資:複数の案件に分散投資することで、リスクを軽減しましょう。
  • 少額から始める:最初は少額から投資を始め、徐々に投資額を増やしていくことをお勧めします。

ソーシャルレンディング投資は、リスクを理解した上で、ご自身の投資戦略に取り入れることで、資産形成の一助となる可能性があります。
この記事が、皆様のソーシャルレンディング投資の一助となれば幸いです。

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