昨今、テレビなどのメディアやSNSで話題沸騰中の、NFTアート。
日本の普通の小学3年生が、夏休みの自由研究で作ったシンプルなドット絵が、数十万円以上もの高値で取引され、流通総額は数千万円規模に上るなど、今や、一大ムーブメントとなっています。

実際にNFTアートを販売して収益を得るためには、下記のステップが必要となります。

  1. 仮想通貨取引口座の開設(NFTアートの販売代金を日本円に戻すときに必要。手続き方法はスクリーンショット付きで解説します)
    ※なお、初心者の場合はひとまず、Coincheck(コインチェック)にて口座開設を済ませておけば無難です(費用はかかりません)
  2. 仮想通貨口座にテスト送金(1円でも可)
    ※「未利用口座」扱いでデメリットを被ることがないよう、口座開設が済んだら、100円程度の少額でも良いので、入金をしておくようにしましょう。
  3. デジタルアートを作成(無料のスマホアプリで可。使いやすいスマホアプリを下記にて紹介します)
  4. ウォレットを作成(同じく無料で可。下記にて詳しく解説します)し、NFTアートのマーケットプレイスにアカウント開設。デジタルアートをアップロードし、出品

些か取っつきにくい部分もあるかとは思いますが、初心者の方でも安心して取り組めるよう、下記にてそれぞれスクリーンショット付きで解説しますので、ご安心下さい。

仮想通貨取引口座の開設

詳しくは後述しますが、NFTアートを販売すると、その代金は、基本的に仮想通貨で受け取ることとなります。
受け取ることが多くなる仮想通貨は、「イーサリアム」と呼ばれる暗号資産。
2022年2月時点では、1イーサリアムがだいたい30万円くらいでやり取りされています。

そして、仮想通貨(イーサリアム)建てで受け取ったNFTアートの販売代金を、実生活で使用するには、当然、受け取ったイーサリアムを、日本円に変えなければいけません。
そのためには、受け取ったイーサリアムを売却し、日本円を受け取る必要があります。
この手続きを行うには、あらかじめ、仮想通貨取引所の口座開設を済ませておかないと、どうにもなりません。

NFT販売の時点で仮想通貨口座が用意できていないと、最悪、ウォレットのハッキングで資産を失う恐れがある

いざ、NFTアートの販売を始めて、もしも、すぐにアート作品が売れた場合、送金されてきたイーサリアムを、仮想通貨ウォレット(※詳しくは後述します)に入れたままにしておくと、最悪、ハッキングなどによって、せっかく受け取った仮想通貨が、第三者によって盗まれてしまうようなリスクがあります。

NFTアート・クリエイターの間で人気の高いCoincheck(コインチェック)の場合、仮想通貨取引口座の開設には、概ね、申込から1日~数日程度の時間がかかる、とされています。
リスク軽減のためにも、NFTアートの作成や販売を始める前に、あらかじめ、仮想通貨取引所の口座開設を済ませておくことが必要です。

仮想通貨の暴落リスクを避けるためには、受け取った仮想通貨を「すぐに円に換えられる」態勢作りが重要

NFTアートの売買代金をイーサリアム建てで受け取ったあと、仮に、イーサリアム(仮想通貨)の価値が急落してしまうと、せっかくNFTアートが売れたとしても、実質、損をしてしまう危険があります。
どういうことか、具体例を挙げて説明しましょう。

  1. 仮に、「1イーサリアム=日本円換算で30万円」というタイミングで、NFTアートが、3イーサで売れた、とします。その時点では、3イーサ×30万円=90万円でNFTアートが売れた、ということとなります。
  2. NFTアートが売れたタイミングで、Coincheck(コインチェック)などの仮想通貨取引所の口座開設が済んでいれば、受け取ったイーサリアムをすぐに売却し、日本円で、NFTアートの売却代金を受け取ることが出来ます(=イーサリアム通貨の下落リスクを回避できる)。
  3. しかし、NFTアートが売れた時点で、仮想通貨口座の開設が出来ておらず、NFTアートが売れ始めてからようやく、遅ればせながら、仮想通貨口座の開設を進めていると、取引業者側の手続き等を待っているうちに、イーサリアムのレートが下がり、受け取れる日本円が減少してしまう、というリスクがあります。

たとえば、仮想通貨口座の開設が済んだ頃に、1イーサの価値が(当初の30万円から)10万円にまで下落してしまっていれば、本来は90万円分の日本円を受け取れるはずが、「10万円×3イーサ=30万円」しか受け取ることができず、差し引き、60万円分の損をする、という結果となってしまいます。

このため、NFTアートを積極的に販売し、実際に利益を出している先行者の間では、「NFTアートが売れたら、ダラダラとイーサリアム建てで代金を保有するのではなく、すぐに日本円に戻すこと」が常識(基本)、とされています。
そのためには、NFTアートを作り始める前に、Coincheck(コインチェック)などの大手業者で、仮想通貨口座をあらかじめ作っておく必要があります。

口座開設が済んだら、「未利用口座」扱いを避けるため、1円~数百円程度の少額でも良いので入金を忘れずに

昨今、りそな銀行や、三菱UFJ銀行、セブン銀行等といった大手銀行では、口座開設後に入金の無い、いわゆる「未利用口座」に対し、口座管理手数料を課したり、自動解約扱いにしたり、といったケースが増えています。

Coincheck(コインチェック)では、今のところ同様の報告はありませんが、万が一、同様の仕組みが取り入れられた場合、いざ、NFTアートが販売できたときに、その販売代金を受け入れるための口座が自動解約されていて、日本円に換えられない、等という事態が生じては、一大事です。

万が一のリスクを避けるべく、コインチェックの口座開設が済んだら、1円~数百円程度の少額で良いので、口座に入金をしておくようにしましょう。
数円~数十円でも入金実績があれば、口座が自動解約されることはありません。

  1. まず、Coincheck(コインチェック)に口座開設
  2. 口座開設が済んだら、(1円~数百円程度の少額で良いので)入金をしておく

というのを、ワンセットで進めるようにすれば大丈夫です。

仮想通貨取引口座の開設方法

仮想通貨取引所は山ほどありますが、中小・零細企業が運営している取引所も多く、信頼がおける取引所は限られます。
また、NFTアートの作成・販売を行い、受け取った代金を日本円にしたい、というだけであれば、ややこしい機能があれこれ付いた仮想通貨取引所は、却って邪魔になる可能性もあります。

  • とりあえず、「大手」で、
  • ごくシンプルに、NFTアートの代金として受け取った仮想通貨を売却したい(=日本円にしたい)、

というニーズであれば、ひとまず、Coincheck(コインチェック)に口座を開いておけばOKです。
口座開設はもちろん無料で出来ますし、親会社は東証プライム上場企業(「マネックス証券」などで有名な、マネックスグループ)です。


参考:
コインチェック(公式サイト)


そんなコインチェックで口座開設を済ませるにあたっては、下記のようなステップを辿っていくことになります。

1ステップずつ、スクリーンショットで解説していきますので、ご安心下さい。

①コインチェックの公式サイトにアクセス

まずは、コインチェックの公式サイトにアクセスします。
※ダミーサイトなどに誘導されないよう、口座開設は、必ず、上記の公式サイトから進めるようにしてください。

②「口座開設(無料)はこちら」をクリック

「口座開設(無料)はこちら」の部分をクリックします。

③メールアドレスとパスワードを登録

普段使っているメールアドレスを入力し、別途、好きなパスワードを入力。
「私はロボットではありません」のチェックボックスにチェックを入れて、「登録する」をクリック。

④メールの認証を行う

コインチェックから、先ほど入力したメールアドレスあてに、アドレスの確認メールが届きますので、文中のURLをクリック。

こんな英語のメールが届いた場合でも慌てず、文中のURLをクリックすればOKです。

⑤本人確認書類の提出へと進む

メール文中のURLをクリックすると、コインチェックのマイページにログインできます。
続いて、「本人確認書類を提出する」へと進みます。
※本人確認書類の提出を済ませておかないと、肝心な仮想通貨の売却(NFTアートの販売代金の、日本円の換金)やその出金が出来ません。

⑥電話番号認証

手元の携帯電話の電話番号を入力し、「SMSを送信する」をクリック。
すると、認証コードが記載されたSMSが届くので、その認証コードを入力し、「認証する」をクリックします。

電話番号認証が済むと、下のような画面が表示されるので、

「本人確認書類を提出する」をクリック。

⑦重要事項の承諾

諸々の重要事項内容を確認し、チェックボックスにチェックを入れたうえで、「各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をクリック。
次画面で引き続き、「本人確認書類を提出する」をクリック。

⑧本人確認用の「コインチェックアプリ」のダウンロード

「アプリのQRコードを表示」をクリックすると、本人確認用のアプリがダウンロードできるので、手元のスマホ等にインストール。
なお、QRコードを読み取れない場合は、App Storeなどで「コインチェック」と検索してもOKです。

「入手」をタップすると、アプリをダウンロードすることが出来ます。

⑨ダウンロードしたアプリを開き「ログイン」をタップ

すると、下のように、メールアドレスとパスワードを入力する画面に移動するので、最初に入力したメールアドレスとパスワードをそれぞれ入力し、「メールアドレスでログイン」をタップ。

⑩事前に登録した携帯電話に認証コードが届くので、入力

すると、アプリの画面下に、「本人確認」という表示が現れるので、これをタップ。

⑪氏名等の基本情報の入力

「STEP2」の箇所をタップして、

氏名や生年月日等の入力画面に進みます。

⑫本人確認書類の提出に進む

続いて「STEP3」をタップし、本人確認書類の提出に進みます。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード
  • 個人番号カード

の中から、好きな本人確認書類を選び、写真撮影&画像提出を済ませれば、あとは、コインチェック側の審査を待てばOKです。

コインチェック側に資金送金(1円でも可)

コインチェックの口座開設が済んだら、今後のNFTアート販売等に向けて、ひとまず、コインチェック口座に、1円~数百円程度の少額でもよいので、入金をしておきましょう。
※単なる「口座への入金」であり、「支払い」ではないので、入金をすることで、資産量が減るわけではありません。
他の銀行口座内で預金していた資金の一部(数百円程度)を、新たに開いた口座に移動する、というだけの話です。

入金方法は、

  • 通常の銀行振込
  • コンビニ入金
  • クイック入金

の3種から選ぶことが可能です。
このうち、コンビニ入金とクイック入金は、やや割高(770円)の手数料がかかってしまうので、特にこだわりが無ければ、「銀行振込」がベターです。

入金先の口座はユーザーごとに異なりますので、マイページ左側の「日本円の入金」のところから、自分の専用口座の情報を確認し、振り込んでみましょう。

このような画面から、自分専用の口座番号を確認できます。

なお、口座開設後の入金は、あくまでも着金試験、そして、未利用口座扱いでの自動解約リスクを防ぐことが目的ですから、金額は少額で構いません。
100円でも200円でも、「とりあえず、入金実績を作っておこう」程度の金額でOKです。

デジタルアートの作成(無料のスマホアプリで可)

仮想通貨口座の開設・試験入金が済んだら、いよいよ、NFTアートとして出品するためのデジタルアートを作成してみましょう。

「デジタルアート」といっても、おおげさに考える必要はなく、最初は、シンプルなドット絵(ピクセルアート)程度から始めてみるのもいいでしょう。

スマホやタブレット端末での簡単なドット絵作成アプリ(かつ、無料で使えるもの)としては、下記のようなものがあります。

8bit painter

スマホ向けのNFT作成アプリ①8bit painter

引用元:App Store

NFTアート作り初心者でも使いやすい、ドット絵作成アプリ。
スマホからアプリに写真データをインポートして、ドット絵に自動変換することも可能です。
透過PNG画像にも対応しているほか、作成したドット絵のエクスポートも簡単に行える、とあって、リリース以降、累計ダウンロード数は190万ダウンロードを突破している、人気アプリです。

価格 無料(ただし、App内課金あり)
作成できるアート ドット絵
配信 App Store/Google Play
レビュー数 7,525件(App Store)/20,623件(Google Play)
アプリ販売元 Takayuki Miyagawa(App Storeの場合。Google Playにおいては「OneTap Japan」)

ドット絵エディタ

スマホ向けのNFT作成アプリ②8ドット絵エディタ

引用元:App Store

前述の「8bit painter」と同じく、ドット絵の作成に特化したスマホアプリで、ipadにも対応済。

  • ドット絵を作成しながら、クリエイターが自由に拡大・縮小できるので、ディテールまで書き込みやすい、という特長があるほか、
  • レイヤーの管理も簡単で、アプリ内に複数のドット絵を保存できるのみならず、
  • スマホ・ipadのカメラロールへのデータ書き出しもスムースに行うことが出来る、

といった特徴があります。

価格 無料(ただし、App内課金あり)
作成できるアート ドット絵
配信 App Store
レビュー数 2,604件(App Store)
アプリ販売元 Yosuke Seki

Pixelable

スマホ向けのNFT作成アプリ④Pixelable

引用元:App Store

前述の「ドット絵エディタ」と同じ作者によるスマホ向けアプリ。
複数のレイヤーを作成することが出来、レイヤ-の順序の変更や、透過レイヤーの作成も可能。
各レイヤーをアニメーションの1フレームとして利用することで、アニメーションGIF(動画)の作成も出来ます。

価格 無料(ただし、App内課金あり)
作成できるアート ドット絵
配信 App Store
レビュー数 2,045件(App Store)
アプリ販売元 Yosuke Seki

ウォレット作成~出品まで

NFTアートとして出品したいデジタルアートが作成できたら、あとは、

  1. ウォレット(メタマスク)を作成して、
  2. NFTマーケットプレイス「OpenSea」にアカウントを開設し、
  3. 自分のNFTアートの「入れ物」に相当する、”コレクション”を作って、
  4. 作ったコレクションの中に、デジタルアートをアップロード(NFT化)し、
  5. 出品(値決めなど)

という手続きを進めることになります。

適宜休憩を取りながら、ちょっとずつ、進めてみて下さい。

ウォレット(メタマスク)の作成

OpenSea(オープンシー)のようなNFTマーケットプレイスでNFTアートを出品・販売する場合、OpenSeaのアカウント(後ほど作成)と、仮想通貨のウォレットアプリとを、紐づける必要があります。
このため、仮想通貨取引所に口座開設を済ませ、デジタルアートの作成が済んだら、次は、OpenSeaと紐づけ可能な、ウォレットアプリの作成を済ませる必要があります。
※そもそも、ウォレットの作成ができていないと、OpenSeaでのアカウント開設が出来ないのです。

この際に利用されるウォレットとして鉄板なのが、メタマスク(MetaMask)。
具体的なウォレット作成プロセスとしては、下記の通りです。

  1. Google Chromeのウェブストアで「MetaMask」アプリを検索
  2. 「開始」をクリック
  3. 「ウォレットの作成」をクリック
  4. MetaMaskの品質向上への協力について「同意します」ないしは「同意しません」をクリック
  5. パスワードの作成
  6. シークレット・リカバリー・フレーズに関する短い動画を閲覧
  7. シークレット・リカバリー・フレーズの閲覧、及び保管
  8. シークレット・リカバリー・フレーズの確認

それぞれ、スクリーンショットと合わせて、確認して参りましょう。

Google Chromeのウェブストアで「MetaMask」アプリを検索

Google Chromeのウェブストアで「metamask」アプリを検索

引用元:Chromeウェブストア

偽物のアプリに注意しつつ、MetaMaskアプリを検索。
見つけたら、「Chromeに追加」をクリックします。

「開始」をクリック

MetaMaskのアカウント開設を開始

「ウォレットの作成」をクリック

「ウォレットの作成」をクリック

「ウォレットのインポート」は、既にウォレットを保有している人が、別ブラウザ・別PCからMetaMaskにアクセスするために行う操作です。
MetaMaskウォレットの作成が初めての場合は、「ウォレットの作成」をクリック。

MetaMaskの品質向上への協力について「同意します」ないしは「同意しません」をクリック

パスワードの作成

MetaMaskのパスワードの作成

シークレット・リカバリー・フレーズに関する短い動画を閲覧

シークレット・リカバリー・フレーズに関する短い動画を閲覧

シークレット・リカバリー・フレーズの意味や、その保管方法、管理上の注意点等に関する1分強程度の短い動画を閲覧。
動画の閲覧が終わったら「次へ」をクリックします。

シークレット・リカバリー・フレーズの閲覧、及び保管

シークレット・リカバリー・フレーズの確認、及び保管

保存が済んだら「次へ」をクリック。

シークレット・リカバリー・フレーズの確認

シークレット・リカバリー・フレーズの確認

並べられている単語群から、先ほどのシークレット・リカバリー・フレーズを順番通りに並べて、「確認」をクリック。

MetaMaskウォレット作成の完了画面がこちら

MetaMaskウォレット作成の完了画面がこちら

「すべて完了」をクリック。

MetaMaskのウォレット画面がこちら

MetaMaskのウォレット画面がこちら

この画面までたどり着ければ、MetaMask(メタマスク)のウォレット作成は完了です。

NFTマーケットプレイス(ここでは、OpenSea)でのアカウント開設

ウォレット(メタマスク)の作成が済んだら、次はいよいよ、NFTマーケットプレイスでのアカウント開設です。
NFTマーケットプレイスそのものは、国内・国外問わず、多数存在しますが、ここでは、NFTアート作り初心者の方にとっての「鉄板」とされる、OpenSea(オープンシー)の場合で解説します。

主なステップとしては、下記の通りです。

  1. OpenSea(オープンシー)のトップページへアクセス
  2. OpenSea(オープンシー)のトップページ右上の、人型のアイコンをクリック
  3. 「Connect your wallet」の画面から、MetaMaskを選択
  4. 先ほど作成したMetaMaskのウォレット・アカウントを選択し、「次へ」をクリック
  5. ウォレット・アカウントを確認し、「接続」をクリック
  6. OpenSeaの新規プロフィール画面が表示されれば、ウォレットとの紐づけは完了

それぞれ、スクリーンショットと共に確認してみましょう。

OpenSea(オープンシー)のトップページへアクセス

OpenSea(オープンシー)のトップページへアクセス

OpenSea(オープンシー)のトップページ右上の、人型のアイコンをクリック

OpenSea(オープンシー)のトップページ右上の、人型のアイコンをクリック

「Connect your wallet」の画面から、MetaMaskを選択

「Connect your wallet」の画面から、MetaMaskを選択

先ほど作成したMetaMaskのウォレット・アカウントを選択し、「次へ」をクリック

先ほど作成したMetaMaskのウォレット・アカウントを選択し、「次へ」をクリック

ウォレット・アカウントを確認し、「接続」をクリック

ウォレット・アカウントを確認し、「接続」をクリック

OpenSeaの新規プロフィール画面が表示されれば、ウォレットとの紐づけは完了

OpenSeaの新規プロフィール画面が表示されれば、ウォレットとの紐づけは完了

OpenSeaで、NFTアート用の「コレクション」を作成

ここまでで、既にNFTアートとして出品するための作品(デジタルアート)作りも済んでいるし、作成したデジタルアートを出品するために必要な、OpenSeaのアカウント開設(メタマスクとの紐づけ)も完了しています。
あとは、実際にOpenSeaへとデジタルアートをアップロードして、NFTアートとして出品するだけです。

なお、NFTアートの出品処理としては、事前に「コレクション」を作成したうえで、作成済のコレクションに対して、デジタルアートをアップロード&ミントしていく、というフローを辿る一般的です。
コレクションの作成に必要なステップは、主に下記の通りです。

  1. OpenSeaアカウントにログインした状態で、「My Collections」をクリック
  2. 「Create a collection」をクリック
  3. MetaMaskによる署名
  4. コレクション情報の入力

これまでのプロセスと同様、スクリーンショットで確認して参りましょう。

OpenSeaアカウントにログインした状態で、「My Collections」をクリック

OpenSeaアカウントで、「コレクション」を作成

OpenSeaの場合、NFTアートを出品するためには、まず、個々のアート作品の「入れ物」に相当する「コレクション」を作成する必要があります。
コレクションを作成するにあたっては、OpenSeaにログインされた状態で、右上のアイコンから、「My Collections」をクリックします。

「Create a collection」をクリック

「Create a collection」をクリック

MetaMaskによる署名

MetaMaskによる署名

「署名」の箇所をクリック。

コレクション情報の入力

コレクション情報の入力

入力可能なコレクション情報としては、下記のようなものがあります。

Logo image
コレクションにとってのアイコンに相当します。推奨サイズは350 x 350ピクセル。
Featured image
コレクションのアイキャッチ画像。推奨サイズは600 x 400ピクセル。
Banner image
コレクション情報ページのヘッダー部分に表示されるバナー画像。 1400 x 400ピクセル程度のワイド(横長)画像推奨。
Name
コレクションの名前。入力は必須です。
URL
「https://opensea.io/collection/」以降のURLについては、好きなURL(文字列)を指定することが出来ます。
ただし、既に他のコレクションで同じ文字列が利用されている場合は、他のURLを指定する必要があります。
Description
コレクションの概要を説明できる欄。マークダウン形式での入力が可能です。
Category
どのようなNFT作品をアップしていく予定なのか、カテゴリーを選択できます。
選択肢となるカテゴリーは以下の通り

  • Art
  • Collectibles
  • Music
  • Photography
  • Sports
  • Trading Cards
  • Utility
Links
クリエイターの公式ホームページや、discord、インスタグラムなどに対して、コレクション・ページからリンクを設定することもできます。
Creator Earnings
作ったNFTアートが、購入者によって転売(=二次流通)していった場合の、クリエイターの取り分(ロイヤルティ)を設定できます。上限は現在10パーセントです。
Blockchain
イーサリアムかポリゴン、どちらのブロックチェーン・ネットワークを利用したいかを選択します。
Payment tokens
売買に利用される暗号資産(仮想通貨)の選択。
Display theme
今後このコレクションにアップロードしていくNFTアートの掲載方法の選択。
Explicit & sensitive content
NFTアートが過激なものだったり、センシティブな内容のものでない限り、チェックは入れないままでOKです。

作成したコレクションにデータをアップロードする

NFTアート出品の次のステップは、上記のようにして作成した「コレクション」に、実際に(作成済の)デジタルアートをアップロードし、NFT化(ミント)すること。
具体的には、下記のようなステップが必要となります。

  1. OpenSeaトップページ右上の「Create」をクリック
  2. アイテム(NFTアート)に関する情報を入力していく

OpenSeaトップページ右上の「Create」をクリック

OpenSeaトップページ右上の「Create」をクリック

アイテム(NFTアート)に関する情報を入力していく

アイテム(NFTアート)に関する情報を入力していく

入力できる情報としては、以下のような物があります。

Image, Video, Audio, or 3D Model JPG, PNG, GIF, SVG, MP4, WEBM, MP3, WAV, OGG, GLB, GLTFのファイルがアップロード可能。ファイルのサイズ上限は100MB
Name NFTアートにつける名前
External link クリエイターのHP(NFTアートに関する詳細情報が掲載されているホームページ等)への外部リンク
Description 作品に関する説明欄。コレクションと同様、マークダウン形式による入力が可能です
Collection 作成するNFTアートを、前段で作成したコレクションのうち、どのコレクションに含めるか、を選択できます
Properties アイテムに対して、属性情報を加えることが出来ます(例:性別や、種類など)。前述のCryptoPunkの場合であれば、各NFTアートに、

  • アクセサリー
  • タイプ(性別)

といった属性情報が付帯しており、各NFTアートのレア度などを表現することが出来ます。

Levels クリエイターが任意で、「力」や「スピード」、「知力」などといった項目を作成し、それぞれのレベルを入力することが出来ます。出品したいと考えているNFTアートと無関係であれば、当然、設定しないことも出来ます。実際に設定する場合は、プログレスバー(棒グラフのようなもの)での表示となります
Stats 前述のレベル表示と似ていますが、こちらで設定した情報は、プログレスバーではなく、テキスト(文字列)にて表示されます
Unlockable Content NFTの購入者にだけ、限定で表示したい情報がある場合、ここに入力できます。

  • 何らかのコンテンツへのアクセスキーや、
  • コード、
  • コンテンツ・ファイルの場所を示すURLなどを

設置しておくことが可能です。マークダウン形式による入力ができます

Explicit & Sensitive Content NFTアートの内容が過激・センシティブである場合は、チェックをいれます
Supply 限定販売数の設定。2022年1月現在、1個のみの限定販売となっていますが、OpenSeaの今後のアップデートによって、2つ以上の販売が可能となる可能性があります
Blockchain Ethereum(イーサリアム)、及び、Polygon(ポリゴン)の中から、NFTアートの販売に利用する通貨を選択
Freeze metadata アップロードするデジタルアートを、分散ファイルストレージ(IPFS)に保存したい場合は、こちらを選択。ただし、「Freeze metadata」を利用するには、まずは1つNFTアートをアップロードしておく必要があるほか、ガス代を消費することとなります

アップロードしたデジタルアートを、NFTアートとして出品する

先ほどアップロードしたデジタルデータを、今後は、NFTアートとして、正式に出品します。
具体的なステップは、下記の通りです。

  1. アイテム画面右上の「Sell」(売る)をクリック
  2. 販売方法の選択(Fixed Price か、Timed Auctionの選択)
  3. 特定の人に売りたい場合は、「Reserve for specific buyer」を選択
  4. ウォレット初期化のためのガス代の支払い

それぞれ、スクリーンショットを確認してみましょう。

アイテム画面右上の「Sell」(売る)をクリック

アイテム画面右上の「Sell」(売る)をクリック

販売方法の選択(Fixed Price か、Timed Auctionの選択)

NFTアートの販売方法としては、以下の2通りから選択することが出来ます。

Fixed Price(固定価格)
1ETHならば1ETH、という固定価格での販売。初心者でも簡単に取り組みやすい、という特長があります。
Timed Auction(時限オークション形式)
オークション形式を利用する場合、

  • Sell to highest bidder(最高入札者に売る)か、
  • Sell with a declining price(誰かが買ってくれるところまで、値段を下げ続ける)

のいずれかを選択できます。
後者は別名「ダッチ・オークション」とも呼ばれています。

なお、どちらのオークション形態をとるにせよ、オークションのスタート価格は、クリエイター側で設定することが出来ます。

特定の人に売りたい場合は、「Reserve for specific buyer」を選択

「Reserve for specific buyer」にチェックを入れると、アドレス入力欄が表示されます。
このオプションを利用すれば、入力したアドレスの所有者に対して限定的に、NFTアートを販売することが出来ます。
入力が済んだら、最下部の「Complete listing」をクリック。

ウォレット初期化のためのガス代の支払い

OpenSeaでは、初回の出品の際、ウォレットを初期化するために、ガス代の支払いが必要となります。
イーサリアムのレート・取引相場にもよりますが、日本円換算で概ね1万円前後のガス代支払いが必須となります。
※ただし、出品をポリゴン・ネットワークで行えば、こうしたガス代についても、大半を節約することが可能です。

おさらい

最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。

NFTアート作り~出品の流れまで、大筋を理解できたら、次はいよいよ、あなたが、NFTアートの出品にチャレンジする番です。

最後にもう一度、NFTアートを販売して収益を得るための流れ・ステップを、再確認しておきましょう。

  1. (NFTアートの販売代金を日本円に戻すときに必要)仮想通貨取引口座の開設
    ※初心者の場合はひとまず、Coincheck(コインチェック)にて口座開設を済ませておけば無難です(費用はかかりません)
  2. 仮想通貨口座にテスト送金(1円でも可)
  3. デジタルアートを作成(無料のスマホアプリで可。使いやすいスマホアプリを記事内にて紹介しております)
  4. ウォレットを作成(同じく無料で可。上記にて詳しく解説しています)し、NFTアートのマーケットプレイスにアカウント開設。デジタルアートをアップロードし、出品

慣れないうちは、操作に戸惑うシーンもあるかもしれませんが、その都度、こちらの記事・スクリーンショットなどを読み返しつつ、チャンレンジしてみて下さい。

あなたのNFTアート作りが、大成功をおさまめますように!