不動産クラウドファンディング投資、いくらまでOK?限度額ガイド

不動産クラウドファンディング投資、いくらまでOK?限度額ガイド

不動産クラウドファンディングにご興味をお持ちの皆様、こんにちは。
不動産投資をより手軽に始められる手段として注目されている不動産クラウドファンディングですが、投資を行う上で気になるのが「投資限度額」ではないでしょうか。
今回は、不動産クラウドファンディングにおける投資限度額について詳しく解説いたします。

投資限度額は法律で定められている

不動産クラウドファンディングは、投資家保護の観点から、金融商品取引法によって投資限度額が定められています。
これは、過度な投資によるリスクを抑制し、投資家の皆様が安心して投資に取り組めるようにするための措置です。

具体的には、投資家の属性によって投資限度額が異なります。

1. 特定投資家

特定投資家とは、金融商品に関する知識や経験が豊富な投資家を指します。具体的には、証券会社や金融機関などが該当します。

* 特定投資家の投資限度額:制限なし

2. 一般投資家

一般投資家とは、特定投資家以外の投資家を指します。多くの方がこちらに該当すると思われます。

* 一般投資家の投資限度額:

* 年間投資限度額:50万円
* 1つのプロジェクトへの投資上限:10万円

一般投資家の場合、年間で投資できる金額は50万円まで、そして1つのプロジェクトに対して投資できる金額は10万円までと定められています。
例えば、複数の不動産クラウドファンディング事業者のプロジェクトに投資する場合でも、年間の投資額合計が50万円を超えることはできません。
また、同じ事業者の複数のプロジェクトに投資する場合でも、1つのプロジェクトへの投資額は10万円までとなります。

投資限度額に関する注意点

投資限度額はあくまで法律で定められた上限であり、必ずしも上限まで投資しなければならないというわけではありません。
ご自身の資産状況やリスク許容度に合わせて、無理のない範囲で投資を行うことが重要です。

また、投資限度額は変更される可能性があります。
金融商品取引法の改正などにより、投資限度額が変更される場合もありますので、最新の情報を必ず確認するようにしましょう。

投資限度額以外にも確認すべきこと

不動産クラウドファンディング投資を行う際には、投資限度額以外にも確認すべき点がいくつかあります。

  • プロジェクトの内容:利回り、運用期間、リスクなどをしっかり確認しましょう。
  • 事業者の信頼性:事業者の実績や財務状況などを確認しましょう。
  • 契約内容:契約内容をよく読み、不明な点は事業者に問い合わせましょう。

これらの点に注意し、慎重に投資判断を行うように心がけましょう。

まとめ

不動産クラウドファンディングの投資限度額は、投資家の皆様を保護するための重要なルールです。
ご自身の投資家区分を確認し、投資限度額を守って、計画的に投資を行いましょう。

  1. ご自身の投資家区分を確認する。
  2. 投資限度額を確認する。
  3. プロジェクトの内容や事業者の信頼性を確認する。
  4. 契約内容をよく読む。

これらのポイントを押さえて、不動産クラウドファンディング投資を成功させましょう。

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fillメディア編集部
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