【投資総額1,000万円超】建設素材メーカー勤務 3人の子を持つ父親のソーシャルレンディング体験記

投資家紹介

ニックネーム:秀太
都道府県:埼玉県
年齢:46歳
性別:男性
累計投資額:1,000万円~
ソーシャルレンディング投資歴:3年以上5年未満

投資口座を開設したソーシャルレンディング事業者名:
maneo, SBIソーシャルレンディング, クラウドバンク, クラウドクレジット, OwnersBook, トラストレンディング, ラッキーバンク, LENDEX, グリーンインフラレンディング, PocketFunding, ガイアファンディング, さくらソーシャルレンディング, キャッシュフローファイナンス, クラウドリース, スマートレンド, LCレンディング, アメリカンファンディング, プレリートファンド, アップルバンク

プレミアム・ウィスキーを狙う、3兄妹の父親

【投資総額1,000万円超】建設素材メーカー勤務 3人の子を持つ父親のソーシャルレンディング体験記01

※写真はイメージです

【質問1】まずは簡単なプロフィールをお教えください。


建設素材の扱うメーカーに勤務しています。
職種は設計です。現場から注文が上がってきたものをグループを組成して設計しそれをその図面を元に現場で工事するのですが、デスクワークだけでなく現場に出て工事の指示や補助をすることもあります。
28歳の時に職場の同僚である現在の妻と結婚し子供は3人います。
上から15歳・12歳・9歳で上2人が男で一番下が娘です。
趣味は旅行・お酒・自転車で、自転車に乗り荒川土手から東京湾までサイクリング、都内に出て各種スポットを巡ることもあります。
お酒はウイスキー党でサントリーの工場に見学に行ったこともあります、
最近では山崎30年物を狙っているのですが定価購入が難しくプレミアム価格になってしまい、色々なお店に顔をだして探しています。

少額の積立投資から、投資をスタート

【質問2】ソーシャルレンディング投資を始める前は、何かほかの投資をやっていましたか? やっていた場合はその内容、やっていなかった場合はその理由と合わせてお教えください。


株式等に関する書籍を読んだのがきっかけに、投資を始めました。
結婚し家族もでき、将来子供たちの教育資金や老後資金など自分自身で賄っていかなければいけないのではと思い、積立投資を始めました。
初めは毎月の給与から2万円ずつを購入していました、最初は知らなかったのですが投資信託でも多くの種類があり、手数料や税の取り扱いに大きな差があるのを知り、ノーロードの、手数料の安い投信を購入するようになりました。
その後は個別株で、証券会社の講演会で聞いたなかで株主優待の良さそうな銘柄を少々購入し、クオカードや会社製品をいただくなどしました。
自分の中では少々の値下がりで損切りするのはもったいないと思っていましたが、ルールを決めて、一定以上の下落になってしまった場合には損切りするようにしています。

ソーシャルレンディングと出会ったのは、書籍がきっかけ

【質問3】ソーシャルレンディングに興味を持ったきっかけは、何ですか?


投資は株式投資しか経験は無かったのですが、ある日書店でソーシャルレンディングを薦める内容の本を目にし、その内容があまりにも良すぎるので、聞いたことも無く怪しいとは思いながらも、ネットで調べていくうちに、魅力を感じていったのがきっかけになりました。
現在の低金利の日本国内において、ソーシャルレンディングでは利回りが4%~もあり、なかには二桁利回りの募集案件もあります。
内容も不動産を担保にしたものやJASDAQ上場企業の保証付き案件、公共事業案件、SBIソーシャルレンディングのように巨大企業のグループ会社もあり、詐欺ではないと思い、さらにのめり込んで調べるようになりました。
私の調べた範囲では、当時のソーシャルレンディング事業者で貸し倒れを発生した業者は無かったので、割と安心して始めることができました。

最初の投資口座開設はmaneoから

【質問4】一番最初に投資口座を開設したのは、どこのソーシャルレンディング業者ですか?理由と合わせて、お教えください。


最初はmaneoに口座開設しました。業界最古参かつ最大手であり貸し倒れの発生も当時はありませんでした。
(現在も貸し倒れは無しのままで期失だけを計上しているかたちを取っているようですが…)
投資内容も色々と選べるほどに案件数も多く取り扱っていたので、最初は少ない金額を分散しながらの投資をしていました。
その後maneoに安心感を抱き、maneoファミリーの各社にも口座開設し、他のSBIソーシャルレンディング、オーナーズブック、クラウドクレジット、クラウドバンク、レンデックス等、ほとんどの事業者に口座開設しました。
口座開設した業者全てに投資している訳ではなく、実際に投資を行っているのはmaneo、LCレンディング、スマートレンド、プレリートファンド、SBIソーシャルレンディング、クラウドバンク、オーナーズブックです。

株式投資のような元本変動がない点が、ソーシャルレンディングの魅力

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【質問5】他の投資手法と比較し、ソーシャルレンディング投資のメリットは、どのような点だと思いますか?


投資信託や株式投資との比較になりますが、ソーシャルレンディングでは案件内容を確認して投資をすれば、その後はほとんど何もすることが無いので、気が楽です。
また、株価のように価格が上下することもなく、満期になれば元本が償還されるので、その点も私の中では非常に助かっています。
またソーシャルレンディングはほとんどの案件で毎月分配金があるので、それが楽しみになり、その分配金にを他の案件に再投資することもできるので、資金効率が非常によく、無駄の無い運用ができるように思います。
仕事中に株価を見てしまうということもなく、ほったらかし投資ができ(というかそれしか出来ませんが…)、そのために仕事に集中できる点でも、ソーシャルレンディングは私にあった投資だと思っています。

税制面では大きな課題も

【質問6】他の投資手法と比較し、逆に、ソーシャルレンディング投資が劣っている点、デメリットとしては、どのようなものがあるとお考えですか?


これも株との比較になりますが、ソーシャルレンディングでは税金の面では株式投資に比べて大いに劣っていると言わざるをえません。
株式投資では損失が発生してしまった場合には、申告をすれば3年間損失を繰り越すことができるのですが、ソーシャルレンディングでは損失を翌年以降に繰り越すことができません。
またソーシャルレンディングで年間トータルで損失になってしまった場合にも、他の所得と通算することができないので、その点も大きなデメリットといえると思います。
これらは早く税制面での改正されることを期待します。
さらに、ソーシャルレンディングは一度投資をしてしまうと満期まで資金が拘束され必要になっても手元に戻すことができません。
無くても大丈夫な、精神的に余裕のもてる資金で投資する必要があります。

一番のお気に入りは、SBIソーシャルレンディング

【質問7】国内ソーシャルレンディング事業者のうち、最も優れているのは、どの事業者だとお考えですか?理由と合わせて、お教えください。


私はSBIソーシャルレンディングが一番お薦めできる事業者だと思います。
親会社が東証一部上場企業のSBIHDなので、他の事業者と比較して投資する際の安心感が違います。
過去の実績でも個人向けのファンドでは延滞が非常に多かったのですが、その取り扱いを中止し、法人向けのファンドにしてからは延滞も少なく、その期失の回収の速さ、回収率も、私の中では十分に満足のいくものでした。
投資ですので、100%成功する訳ではないので、失敗してしてしまった案件をどうやって処理するのかが、大事になってくると思いますが、その点においても、SBIソーシャルレンディングは、他の事業者と比較して格段に優れていると思います。
運用手数料を明確化して投資家に分かりやすく開示しているのも好印象です(私の知る限りでは業界最低水準だと思います)。
他の業者の中には、投資家への金利ど同等の手数料を取っていた業者もあったので(合計すると、利息制限法の上限一杯の金利)、それでは案件の返済確度が下がってしまい、怖くて投資できません。


参考:
SBIソーシャルレンディング(公式サイト)

一部の悪質業者には、十分な注意を

【質問8】逆に、国内ソーシャルレンディング事業者のうち、他のソーシャルレンディング事業者と比し、総合的に、最も劣っているのは、どこの事業者だとお考えですか?詳しい理由と合わせて、お教えください。


みんなのクレジットとラッキーバンク、グリーンインフラレンディング、クラウドリース、ガイアファンディング、アメリカンファンディング、キャッシュフローファイナンスに投資していたら、(まだ最終決着していないのもありますが、)その投資資金は半分以下になってしまうのかもしれません。
まだ黎明期のソーシャルレンディング業界の中にあって、詐欺的な行為を行っている業者も残念ながらありましたので、行政には、法律をしっかり整えて、業界全体をもっと安心感あるものにしていただきたいです。
中には投資家から集めた資金をファンド説明とは違う使途に用いたり、ポンジに使ってもいたソーシャルレンディング業者もあったようです。
幸い、私は「みんなのクレジット」とラッキーバンクには投資していませんでしたが、maneoでかなりの金額を期失で資金拘束されてしまっています。

利回りばかりに目を向けるのではなく、案件を精査し、少額の分散投資を

【投資総額1,000万円超】建設素材メーカー勤務 3人の子を持つ父親のソーシャルレンディング体験記03

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【質問9】ソーシャルレンディング投資を行うにあたり、特に、ソーシャルレンディング初心者に、気を付けてほしい点としては、どのような内容がありますか?


詐欺的な業者には投資しては絶対にいけません。
本来のソーシャルレンディングはミドルリスク・ミドルリターンの安定したリターンを得るための投資手法なのですが、日本国内ではまだ法律が未整備なために、その間隙をつくようにして、詐欺的業者が蔓延ってしまいました。
大事なお金を投資する訳ですから、くれぐれも投資は慎重に行い、一度に大金を投資せずに、事業者や案件の内容も確認した上での、分散投資をお薦めします。
利回りにばかり目を向けるのではなく、担保内容や期間、スキーム等に注意を払い、自分で納得した上で投資を実行していただきたいです。
私は当初、運用効率が良いと思い、長期間の案件に投資をしてしまい、長期間(24ヶ月)資金を拘束されてしまい、少々焦ったことがありますので、同じ失敗はしないように注意していただきたいです。

ソーシャルレンディングの将来は明るい

【質問10】これからソーシャルレンディング投資を始めようと検討している方に、励ましのメッセージをお願い致します。


私は今も株式投資や投資信託も行っています。
ソーシャルレンディングでは失敗も経験して胃が痛くなったこともあります(今も期失で資金を拘束されており、それが担保処分をしてどのような結果になるか分からない状態です。)
しかし新規参入している業者をみるとソーシャルレンディングの将来は非常に明るいものであることも確信しています。
借手の匿名化解除もだいぶ進んできており、業者によっては、借手がどのような企業なのか分かるものもあり、その企業の財務や業務内容を調べることにより、投資家はより安心して投資することができるようになりました。
特に、有力なソーシャルレンディング事業者においては、今後ますます運用残高は増加すると思いますので、投資家諸氏においても、しっかりと情報収集して取り組んでいただきたいと思います。

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投資家からも、資金需要事業者からも、高い注目を集める、ソーシャルレンディング。
しかしながら、業界の成熟は道半ばであり、いくつかの「危険会社」の存在にも、留意を要します。
実際のソーシャルレンディング投資検討にあたっては、あらかじめ、こちらのコンテンツも、ご参照下さい。

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